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【言い訳】の婚活心理


「言い訳」と聞くと少し嫌な感じがする人も多いかもしれません。

理屈や屁理屈、理由や言い訳といろいろ似たような言葉がありますが、

言い訳は自分を守る側面もあるので、

一概に悪いものだとは思っていません。

人間は理性を好む生き物ですので、「言い訳」することは、

婚活をしている人に限らず、日常から当たり前のように行なっていることなのです。

 

「今まで出会いがなかった。」という言い訳

現代は、学校を卒業して社会人になると「出会いの機会」は極端に減るように思います。

さらに、仕事が忙しいとなれば、新しい出会いの場に出向いていくことは難しいことだと思います。

そんな状況を打破するために、【婚活】をはじめて、「出会いの機会」を増やすわけです。

見出しに言葉を付け加えると「今まで【いい人との】出会いがなかった。」と言い換えられるように思います。

大事なのは【いい人】を判断してきたのは誰かということです。

「出会いがなかった。」「出会いがない。」という人の多くは、

「新しい出会いの場に足を運んでいない。」ということもありますが、

今までまったく人と出会ってこなかったことはないわけですから、

あなたの判断する【いい人】と出会わなかった。

もしくは、【いい人基準】が高かったのかもしれません。

もしかすれば、「今まで出会いがなかった。」のではなく、

今まで、自分からいい出会いがあったかもしれないのに、

スルーしてしまっているのかもしれません。

 

「どうせ私なんか…」という言い訳

僕もネガティブに考えてしまいがちなので分からなくはありません。

自分の容姿や性格が嫌いだったり、社会的ステータスが気になったり、

自分の悪いところを探すのは得意な方です。

自分の欠点を探すことはそれほど悪いことだとは思いませんが、

そこに引っかかってしまって、自信をなくすよりも、

できるだけ良いところを見つけて、自信を持ったり、

自信を持つ必要はなくても、自分の嫌いなところだからといって、

すぐに変えられるものばかりではないので、

自分の嫌いなところも丸っと含めて愛してあげたいなと僕は考えています。

自分を否定して、肯定も難しいのであれば、

現実として、そんな自分を丸っと愛してあげても良いと思っています。

なぜなら、前にできたことができなくても、失敗したと感じても、

人はいつも満点で生きていると思っているからです。

これも言い訳の一つです。

自分の嫌いな部分をピックアップして、自分を否定して、

自分自身を嫌ってしまわないためのこれは「良い言い訳」です。

最近、今市隆二 from 三代目 J Soul Brothersによってカバーされたゴダイゴの、

「ビューティフル・ネーム/BEAUTIFUL NAME」や、

SMAPの「世界に一つだけの花」が語っているものは、

一人ひとりを「燃える生命」や「世界に一つだけの花」に例えられるように、

それぞれ一人ひとりがとても素晴らしいことだと解釈しています。

 

セルフ・ハンディキャッピングしない

テスト前にテスト勉強を放ったらかして、

ついつい部屋の片付けをしてしまったことはないでしょうか?

これは、心理学用語で「獲得的セルフ・ハンディキャッピング」と言います。

先に言い訳をつくってしまう人間心理です。

「あそこが悪いから、どうせ私なんか…」みたいに、

先に自分の悪いところを見つけて置いて、

言い訳してしまう癖はやめてしまいましょう。

とはいえ、「言い訳」がすべてダメだということではなく、

必要以上に自分を責めてしまわないように「言い訳」を活用することは良いと思います。

 

素晴らしくない人はいない!

先ほど、2曲紹介しましたが、

それぞれ様々な人生を送ってきたかもしれませんが、

この世に生を受けた以上、素晴らしくない人はいないと思っています。

比較することが良いことだとは思いませんが、

『なんで、あんな人が結婚できているのに、私は結婚できないんだろう?』

と、通り過ぎて行くカップルを見て思うこともあるのではないでしょうか?

そう!あんな人でも恋人もできるし、結婚できるのです。

だから、素晴らしいあなたも結婚できると僕は信じています。

ただし、あなたが自分のことを好きになって、

良い言い訳と悪い言い訳の区別をつけられるようになることがポイントです。


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