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婚活のポイント 「婚活だけど、まずは友だちから」

婚活の落とし穴

婚活をはじめると「結婚相手」を探します。

だって、結婚のための活動なのだから、当然ですが、

ここに落とし穴があります。

婚活であっても、恋愛結婚同様に、

相手の人となりをみて、

交際0日婚もあるかもしれませんが、

交際してみて、

ようやく結婚するわけです。

恋愛結婚の場合でも、交際の結果的に結婚するわけで、

はじめから「結婚相手」だと意識して付き合うわけではありません。

多くの場合が友だちの1人として時間を共に過ごすうちに、

気になる異性になることの方が圧倒的に多いのです。

僕の友人に、

「友人は恋愛対象には絶対にならない。」

と断言していた友人女性がいますが、

恋愛対象ではなかったのかもしれませんが、

結婚したのは友人男性だったのでびっくりしたのことを思い出します。

価値観は年齢と共に変わるし、

結婚相手に誰を選ぼうと当事者同士が納得していれば良いので、

無用な口出しいりませんね。

 

婚活を友活・恋活にできない理由

いっそのこと、友活(友だちづくりの出会い)や恋活(恋人づくりの出会い)にしてしまった方がいいのかもしれませんが、

どうしても「婚活」という言葉から譲れない理由があります。

友活であれば、

これは、既婚者関係なく参加できますし、

恋活も場合によっては既婚者も参加しているかもしれませんし、

まぁ、ほとんどの人が結婚を意識しているかもしれませんが、

結婚しなくても内縁関係(恋愛関係を維持する)だけでも良いと思う人だっているかもしれません。

婚活という名前である以上、

まったくないとは言い切れないかもしれませんが、

交際がはじまってから、

「実は結婚しない主義だ。」

と打ち明けられることはほぼないでしょう。

「婚活=出会った人、仲良くなった人と結婚しなければいけない」というイメージが先行して、

出会いからすぐ結婚というイメージを持っている人も多いように思いますが、

出会って、交際前に何度かデートして、それで交際して、結婚するという、

恋愛結婚とほぼ同様のプロセスを踏むからこそ、

婚活もなかなか難しいものなのです。

また、

「婚活=結婚に焦っている人が結婚のプレッシャーをかけて来そう」というイメージがあるかもしれませんが、

婚活をしている人だって誰も良いわけではありませんし、

会員制の結婚相談所に入会していれば、スタッフが間に入ってくれることもあるでしょうから、

ストーカーまがいな人が現れる心配もありません。

当事者だけの関係性ではリスクがあることも、

第三者が介入してくれる状況は、安心して婚活をするという点でオススメしたいポイントです。

実際に、婚活のようなイベントで、

友活・恋活・縁結び・出会い・異業種交流会などなど、

オブラートに包む場合もありますが、

結婚に対する本気度を知るためには「婚活」という言葉は外せないのです。

 

運命の人が分かれば苦労しない

前述のように、

結婚を相手を決める際は、

多くの場合が不特定多数の異性と同じ時間を過ごし、

特定の異性に惹かれて、

お互いの気持ちがマッチすれば、交際へと発展し、

お互いに結婚の意思があれば、結婚することがほとんどです。

いきなり、出会ってすぐに、

「この人が結婚相手」

と分かるわけではありません。

そして、いつか、

「この人が結婚相手」

という確信に変わる日もないように思います。

この人が運命の結婚相手かどうかが分かれば、

結婚相談所は苦労しませんせん。

また、どこかのなんだかすごい人に、

あなたとあなたが運命の人ですと縁を勝手に結ばれてもなかなか納得できないでしょう。

同じ時間を過ごしてみて、

その中で、

「この人だと結婚生活をうまくやっていけそうだなぁ。」

とぼんやり思えた時に、

僕は結婚へのステップへ進むのだと思っています。

あくまでも、はっきりではなく、ぼんやりなのです。

 

同じ時間を過ごしてみるために

まずは、相手の人柄を知りたいところな訳です。

どんなに【条件】や【容姿】が良くても、

相手との【相性】がよくなければ、

我慢するしかなくなります。

もちろん、【相性】を優先するということは、

どこかで【条件】や【容姿】を我慢することになるわけですが、

結婚生活は共同生活を行うわけですし、

何度か紹介しているように、

このご時世に【条件】の変化だって可能性としてはありますし、

【容姿】は年齢とともに変化するものなのです。

【相性】もライフステージによって変化しないとは言い切れませんが、

【相性】だけは自分の価値観をコントロールするだけでなんとかなるものです。

【相性】が良いかどうかを知るためにも、

同じ時間を過ごさなければなりません。

そのために、

婚活をする際には、

いきなり「結婚相手」を探すのではなく、

「友だち」としてお付き合いできるかどうかから判断すべきです。

友だちとして付き合ってみたけれど、交際にはちょっと…

交際してみたけれど、結婚相手にはちょっと…

という場合があり、

なんだか不誠実に感じるかもしませんが、

恋愛結婚している人たちは当たり前にやってきていることなのです。

あなたが、交際相手には、結婚相手には適していないなと思って、

相手をごめんなさいとお断りするように、

あなたがいいなぁと思って、結婚したいと思っている人だって、

交際に至ってからフラれることもあります。

だから、不誠実なように見えて、お互い様であり、

これこそが、今後、婚活のルールになるべきじゃないかと僕は考えています。

 

デメリットもあるがメリットだってある

気を持たせたり、持たされたりとなんだか嫌な気分が繰り返されることが想定されます。

なので、デメリットに感じる人は多いと思いますが、

たった数分、たった数時間であなたのことを知った気になられるのはどう感じるでしょうか。

もちろん、じっくり吟味されて、フラれるのは辛いことですが、

本領発揮してもいない段階で、予選落ちするのも気持ち悪くないでしょうか。

結婚とは人と人との繋がりですから、

お互いによく知ることが重要だと考えています。

自分に自信がないから、

あまりボロは出したくないし、

ボロが出る前に結婚したいと思っているのなら、

結婚してからボロが出る方が辛いのではないでしょうか。

自分がコンプレックスに感じていることが、

実は相手にとっては、素晴らしい個性に感じる場合もあります。

自分がボロだと思っているところが見えた時に、

相手がそこをステキだと感じてくれる人と結婚することは幸せなことではないでしょうか。

結婚すれば、すべてを隠し通すわけにはいきません。

自分の弱い部分を見せまいと頑張って、結婚したとしても、結婚したから苦労するのではないでしょうか。

かといって、勘違いしてもらっては困るのは、

あくまでも、ボロを出しても良いのは、相手と一定の信頼関係が結べた後です。

はじめから、開き直って、何も努力しない人間には誰も魅力を感じないのです。

できる範囲の努力からはじめて、

同じ時間を共有しながら相手のことを知っていくためにも、

「選んだのなら、結婚しなければ、不誠実である。」

という感覚は捨てるべきです。

「まずは、友だちから…」

をお互いが理解した上で、婚活を進めていくことが、

これからの婚活がよりスムーズになるのです。

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