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婚活のポイント 狙うのではなく、振り回す

条件か容姿か相性か

婚活において【条件】や【容姿】を期待するのは当然なことだと言っておきながら、

結局は【相性】だよと着地するのにみなさま気づきはじめていることでしょう。

婚活するから夢と希望を持って臨めばいいのに、

【相性】にこだわるかと言えば、

やっぱり【相性のいい人】と結婚するのが一番だと思うのが強い。

何度も何度も繰り返すが、

条件や容姿は、時間とともに変化する可能性が高い上に、

それは、自分ではどうしようもないことが多いように思う。

急に職を失うとか、容姿は時間とともに変化する。

もちろん、性格だって、

環境の変化によって変化することもあるけれど、

自分の内側の問題として解決が望めるのじゃないかなと思う部分も多い。

そういう意味では、

自分が希望する【条件】や【容姿】のいい人に、

自分が合わせるというのも悪くないかもしれない。

しかし、人の気持ちを変えるのは難しいので、

自分の性格に相手を合わせさせて、

【相性のいい人】にするのは気が遠くなる作業になるだろう。

 

可能性を自らの手で消し去っている現実

恋愛や結婚を確率的に捉えることも大切で、

あなたが選んだ人が、あなたを選んでくれる確率を考えることも大切で、

モテる人でも、選ばなければ、モテてもマッチングしないし、

モテない人でも、たくさん選べば、モテる確率が低くても、マッチングする可能性は上がる。

結婚は【相性】だろうと思うからこそ、

下手なところでマッチングする可能性を下げるのはもったいない。

付け足しておくが、【相性】だけではなく、

もちろん、【条件】も【容姿】だって重要だと思うけれど、

【相性】には勝らないと思っている。

一般的な結婚相談所やネット婚活でまず見られるのは、

プロフィールである。

そこにあるのは【条件】であり【容姿】だ。

もちろん、人口が多く、登録者が多いところならば、

濡れ手に粟のごとく、自分の【条件】や【容姿】に見合った人を見つけられるかもしれない。

でも、沖縄ではどうだろうか。

人口はそこそこかも知れないけれど、

【条件】や【容姿】をクリアするような人がどれほどいるだろうか。

沖縄県外ならば、

隣接県との出会いの可能性もあるけれど、

沖縄県内では離島などで分散されてしまう。

日本人はとかくランキングが好きだと言われている。

なので、知らず知らずのうちに、それぞれのプロフィールを比べて、

【条件】と【容姿】でランキングを生み出す。

1位から順にきめ細かくなくても、上・中・下程度のランクづけはしてしまうかもしれない。

そして、自ずと中と下の人と切り捨てていくことになる。

それは、中と下の人との【相性】を知るきっかけを自分から殺していることになる。

『それって、もったいなくない。』

自分に問いかけてみてほしい。

あなたの性格にぴったりの人がいたかも知れないのに、

その可能性を消し去ってしまったのと同じことだ。

 

狙うのではなく、覚悟を決めて振り回せ!

さて、こういう話をするときに、

いつも意識してほしいのは、相手を自分に置き換えるということで、

あなたが中と下の人にプロフィールで分類されたときに、

あなたは、自分をアピールするきっかけを失う。

これからの婚活で、プロフィールで選ぶのはナンセンスな時代がやってくる。

決め球しか狙わない方が効率的なようで、

決め球の情報はあまりにも人ひとりの情報としては薄っぺらい。

決め球だと思ってみたものの【相性】がネックとなって、

結局、結婚に至らなければ、あなたの目的は達成されたとは言えないだろう。

あなたがストライクゾーンを広げることによって、

相手にチャンスを与えることができる。

相手にチャンスが与えられれば、

それは自分とその相手との【相性】が合うかどうか知るチャンスになるので、

自分にとっては好都合なのだ。

婚活においては、

決め球を待ってホームランを狙うよりも、

バットを振り回して、たまたま当たったボールをホームランにする方がよっぽど効率が良い。

【条件のいい人】も【容姿のいい人】も、

上を探せばいくらでもいるけれど、

【相性のいい人】というのはなかなかいないものだから、結婚は難しい。

どうせ【条件】や【容姿】のいい人を選んだところで、

最後の決め手は、

「この人なら、結婚しても大丈夫かも知れない。」

という漠然とした【相性】でしかないのだ。

幸せで豊かな結婚とは何かと聞かれたら、こう答えたい。

「尊敬と感謝が常にあり、お互いを高め合う結婚」

そのために必要なのは、

尊敬できると思える部分があることと、

感謝できる自分の心なのだと思っている。

そうすれば、お互いに思い合える結婚ができるんじゃないだろうか。

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