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戦略的婚活のススメ 「戦略的失敗のススメ」


婚活先生は失敗を奨励します。

誰もが失敗したくないものです。

なぜなら、学校でそういう風に教わってきたからです。

正解を言えた子が褒められて、間違うとなんだか変化空気になったり、

KYなんて言葉が一昔前に流行りましたが空気が読めなかったり、

人生を失敗しないために学校に行っているみたいに言われたり…

失敗したらダメ

失敗したら恥ずかしい

人と違うのはダメ

人と違ったら恥ずかしい

そんな価値観が植えつけられてしまっている人は多いように思います。

その価値観が強いので、失敗したと感じると落ち込んでしまって、

物事が長続きしない原因にもなります。

我が家では、

「失敗は最高の学びの手段」

「できることは素晴らしいことだけれど、できないことがダメではない」

と教えてきています。

失敗することや、できないことを否定することはありません。

失敗に関しては一部奨励している部分もあります。

【戦略的失敗】をオススメします。

もちろん、失敗を目的とするわけではありません。

わざわざ失敗することのために時間を費やすことはもったいないのですから、

ただし、何もせずに何も得られないくらいであれば、

ダメ元で、玉砕覚悟で、当たって砕けろでやってみることを、

僕は「戦略的失敗」と呼んでいます。

9才の娘が漢検を受けると言い出した時に、

いくつか勉強方法を教えたものの、

何も取り組むことはありませんでした。

『勉強しなければ合格しないかもしれないんじゃない…』

と思うのは親心ですが、

ここで戦略的失敗を利用するわけです。

何もせずに合格すれば儲けもの、

もし、不合格だとしても、そこで不合格になった失敗を見直せばよいのです。

成功するために努力してみて、もしくは努力せずにやってみて、

その失敗から学ぶ、これこそ戦略的失敗です。

この戦略的失敗は見事に失敗に終わります。

150点満点中149点で合格してしまいました。

まぁ、120点がボーダーラインだったので、

娘のいつもの様子から合格するだろうとは思っていたのですが、

まさか、ほぼ満点の結果には驚かされました。

日頃から自主的に宿題をこなしてきた、

「まくとぅそーけー、なんくるないさ」のお手本みたいな結果です。

この戦略的失敗のメリットは2つあります。

1つ目は、稀に成功する可能性があるということ。

頭ではできないだろう、ダメだろうと思っていても、

サイコロは投げてみないと分からないものです。

ダメ元、玉砕覚悟、当たって砕けろでやってみたら、

なんだかうまくいっちゃうこともあります。

人間は未だ将来を正確に予測はできないのです。

そして、成功から学ぶことも大切です。

ダメ元だったけれど、なぜ成功したのかを考えてみることです。

もしくは、相手に聞いてみても良いかもしれません。

もう1つは、失敗が前提なので、失敗に対する不安が軽減されます。

成功を望んでの失敗は大きな落差を生じますが、

失敗することを8割くらいにしておけば、失敗した時の落差を軽減できます。

その不安を払拭すれば、緊張を緩和することもできるはずです。

僕自身の経験を元にするならば、

子育てセミナーでお話しさせていただくことがあるんですが、

参加してくださっている方々がいらっしゃるので、

ある程度は失敗しないように準備します。

謝礼もいただくので、依頼者の方にも満足してもらいたいと思っています。

しかし、結局は出たとこ勝負なのです。

セミナーを開始するまで参加者がどんな人かは分かりません。

自分と興味・関心を感じている部分が違うかもしれない。

そんな中で、最終的には玉砕覚悟で飛び込むのです。

もともと、教員経験があるので今まで大きな失敗はなかったように思います。

失敗がない選択があるとすれば、行動しない選択だと思いますが、

行動しない選択をしても、後悔をともなうことがあります。

例えば、

『もっと早い段階から婚活していれば良かった』

と思っている人もいるかもしれません。

『あの人に告白していれば良かった』

というのもそうかもしれませんね。

戦略的失敗は、失敗を成功に変えるための戦術です。

「失敗から学ぶために失敗してみる」と言い訳がましく言い張るのです。

先ほども言いましたが、

失敗することが目的ではありません。

成功確率が低くても、やってみることが大切だということです。

そして、失敗したとしても、そこから成功のかけらを見つけ出せばよいのです。

さて、婚活で戦略的失敗するというのはどういうことでしょうか。

【ただただ、アタックを繰り返すのみ】です。

振られることを覚悟の上で、アッタクし続けることです。

一見して好みの相手じゃなくても、アッタクしてみる。

そうすると、実は相性が良いかもしれない。

もちろん、振られることばかりの方が多いでしょう。

今まで、未婚のまま来たのであれば、

一瞥しただけで相性が分かるような才能は持ち合わせていないはずです。

もし、そんな才能を持っていたとしたら、すでに結婚しているはずです。

あなたの結婚相手の基準自体が、あなたにあっていない場合もあります。

それに気がつくためにも「戦略的失敗」も必要だと思うのです。

もちろん、うまくデートしても、やっぱり違うと思えば、早めにお断りしましょう。

相手の時間を無駄にしてしまうのは申し訳ないですが、

何事もやってみないと分からないのですから、お互い様なのです。

婚活をする際は少し卑怯になる必要もあるのです。

そして、今までできなかったならばこそ、

清水の舞台から飛び降りるつもりで、

失敗するかもしれないことを前提に行動してみましょう。

今まで通りにやっていても、うまくいくはずがないのです。

今、独身であることがその証拠なのです。


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