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戦略的婚活のススメ 「自主的崖っぷち」


婚活には婚活迷宮があって、

その迷宮から抜け出せない原因が、

「この人で良いか、最終的な判断ができない」

というものです。

生きていればたくさんの人に出会っています。

また、友だちや親族から結婚の話を聞かされることもあるでしょう。

幸せな家庭もあれば、パートナーの愚痴をいう家庭さまざまです。

そうなると理想のパートナー像もできるだろうし、

リアルにいる良きパートナーのイメージも湧いているかもしれません。

なぜ、「この人が良い」と決断できないのか。

ものすごく単純なことです。 結婚もしていないのに、結婚の後のことなんて分からないからです。

なので、パートナーを選ぶのに二の足を踏んでしまう。

また、婚活をしていると、

さまざまな人と出会ってしまいます。

生理的に無理とか、第一印象から無理と感じる人も中にはいるでしょうが、 あの人のここは良かったということもあるでしょう。

婚活は一期一会です。

回転寿司なんてイベントもありますが、

回転しないベルトコンベア寿司で、

逃した相手は二度と戻ってこないのがほとんどです。

しかしながら、

婚活を続けていれば、

新しい出会いが目の前にやってくる。

(条件を厳しくすると、出会い自体が減ってしまうこともありますが…)

そうなると、

『次こそは…』という期待を持ってしまうかもしれないし、

『前会った人と比べたら…』みたいに後悔してしまう。

そうなると、前出会ったいい人よりももっといい人が現れるのではないかと期待してしまう。

正直に言いますが、

条件の良さや性格の良さはどんぐりの背比べです。

容姿に関しては好みの差があるので、比べるのは難しいかもしれません。

だからといって、誰でもいいから結婚すればいいなんて横暴なことを言うつもりはありません。

しかし、会議でもなんでも終わる時間を決めないとだらだら続いてしまうように、

婚活もどこかで制約をつけないと、

だらだらと理想の相手が現れるだろうと待ち続けることになるのです。

そこで、戦略的婚活として提案したいのは、

自主的に「崖っぷち」の状況をつくると言うことです。

自主的になので柔軟性を持たせることができます。

なので、崖っぷちの延長は可能です。

可能ですが、その崖っぷちをつくることで集中的に婚活しようと言うものです。

「背水の陣」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

川を背にして、逃げられない絶体絶命の状況をつくることで、

戦場において、命がけの状況をつくり、兵士に全力を出させる戦法です。

まぁ、婚活は生き死にが関わるものでも、戦ではないですが、

この「背水の陣」を婚活に生かせないかと考えたのです。

実際に、この背水の陣のような婚活をしている人はいます。

それは、時間の制約を決めるものです。

・何歳まで相手が見つからないなら、婚活はやめる

・○ヶ月やってみて、成果がでないなら婚活はやめる

これも1つの手段だとは思いますが、

ここでは時間的制約ではなく、量的制約で考えてみようと思います。

婚活の場にいる独身と世の中にいる独身はほぼほぼ変わりませんし、

独身全体を大きな目で見れば、それほど差はありません。

正直、既婚者と独身者を比べたってそれほど差なんてないのです。

しかし、そんな中から、最終的にはたった1人を決めなければいけない。

ならば、どうしたら良いのかと言うのが「自主的崖っぷち」という戦略です。

具体的な説明をしていきましょう。

量的な制約なので、

出会う人数をあらかじめ決めておきます。

20〜30人くらいが適当ではないかと思います。

「私は、これから出会う30人のうちから必ずパートナーを見つける」

という崖っぷち状態をつくります。

おそらく、はじめの15人くらいは、流してしまうでしょう。

残り15人からは、少し危機感を感じるかもしれません。

婚活はベルトコンベアと一緒です。

通り過ぎれば通り過ぎたままです。

前に出会ってしまった人とは基本的に出会えないのです。

残り10人になったあたりから焦り始めるでしょう。

残り5人になっても決められないのであれば、

その中から1人を選択しなければいけないのです。

と、最後の方が脅迫気味になりましたが、

自主的崖っぷちなので、 最後の5人になってもいいと思える人がいなければ、

人数の制約を増やせばいいのです。

「あと10人まではありとする」とか、

ここが崖っぷちを自分で設定するところの良さです。

もちろん、甘えも出ますが、

意にそぐわない相手と結婚するくらいなら、自分を甘やかせばいいのです。

こんなことでと思うかもしれませんが、

婚活を続けていると出会いは惰性になってきます。

一回一回の出会いを真剣に集中して対応するためには、

緊張感が必要になってくるはずです。

結婚は最終的には縁です。

しかし、婚活の場で出会えるだけでも、

実は十分に深い縁はあります。

縁があるからといって、結婚したら幸せになるとは限りませんが、

1つ1つの出会いを大事にすることは重要です。

逃した相手は良かった。

では、もったいないのですが、

逃した時には、もっといい人にであるだろうと思っているように思うのです。

婚活をやめる人もいますが、 婚活を続けていれば、婚活を始める人もいるので、

出会いは無限のように感じます。

その無限の出会いの中で、

あなたにとって素敵な人があなたに好意を持ってくれる可能性がないとは言いません。

それをどこまで待つかなのです。

時間がかかれば、婚活費用も時間も失っていくことになります。

もちろん、あなたが結婚したいと思う人と結婚して欲しいので、

あなたがやりたいようにやるべきです。

しかし、最終的に結婚したいのか、

いい人に出会わなければ結婚できなくても良いのか、

そこのバランスは本当に重要だと思います。


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