top of page

はじめに


(実際の結婚式の写真)

妻とは学生時代に出会い、交際、遠距離恋愛を経て、

交際して7年後に結婚しました。

ありがたいことに入籍して11年が経ちました。

手前味噌ですが、夫婦円満です。

 

【順風満帆とは言えない結婚生活】

この11年間で、

僕はうつ病になり、休職・復職を繰り返しつつ、

結局、離職することになりました。

妻に愛想を尽かされてたかというとそうではなく、

彼女から、

「そんなに辛いなら、辞めたらいい。」

と提案してもらいました。

本当にありがたい話です。

お金を稼ぐために生きているのではなく、

生きるためにお金を稼ぎます。

彼女は、

「辛いあなたを見ている方が辛い。」

そう言ってくれました。

素晴らしい妻と結婚できたことに心から感謝します。

今は、彼女が仕事を続け、僕は主に主夫をしています。

妻にはたくさん迷惑をかけてきましたが、

お互いに尊敬と感謝を忘れず、

この人と結婚できて幸せだと心から言えます。

順風満帆な結婚生活とは言えないかもしれませんが、

お互いに納得した幸せな結婚生活を過ごしています。

結婚して4年目に妊活を経て長女を授かりました。

妊活中、二人で確かめたことは、

「もし、子どもを授からなかったとしても、楽しい夫婦生活を送ろう。」

ということでした。

タイミングの問題や、どちらかもしくはお互いの体質の問題で、

子どもを授かれない場合だってあります。

お互いに子どもを望んでいましたが、

自分や相手を責めないように確認し合いました。

ありがたいことに、長女が生まれ、

さらに、妊活で双子の長男・次男を授かり、

今は5人家族です。

子どもたちは、我が家という家族しか知らないので、

本当のところの幸せかどうかが分かるのはもう少ししてからのように思いますが、

いろんな人から、

「山下さんのところの子どもは、子どもらしい子どもですね。」

と褒めていただけます。

現在、僕も妻も本当に幸せだと思える家庭が築けています。

 

【婚活との出会い】

ここまで読み進めていくうちに違和感を感じた人もいるかもしれません。

そう、僕は学生時代に出会い、付き合った人と運よく結婚できたので、

婚活とは無縁の人生を送ってきました。

そもそも妻と出会うまでは、

『結婚しないだろうなぁ。』

『結婚しなくてもいいよなぁ。』

と思っていました。

これは、妻も同じでした。

しかし、ここ数年、「NPO法人 沖縄県出会い・結婚支援センター 婚活もーる」の、

理事長にお声がけをいただき、婚活支援に関わらせていただく機会を得ました。

沖縄の結婚・婚活事情を知る機会を得て、

婚活パーティーの司会進行をさせていただいたり、

実際に婚活もーるのスタッフさんや会員さんに話を聴いたり、

どうすれば、婚活している方の力になれるのか、

婚活している方がスムーズに婚活を進められない理由は何かなのかを知るために、

たくさんの本も読み漁りました。

 

【これからの婚活に必要なこと】

インターネットが急速な広がりを見せた時、

ネットリテラシーやネチケットなどが話題になったように、

婚活のインフラは整いつつあるのに、

まだ、婚活というツールを使いこなすべき婚活者の知識が少ないのではないか、

という結論にたどり着きました。

現在、婚活を始めている人たちは、

手探りの中、我流で婚活を進めています。

もちろん、それで十分に素晴らしいのですが、

やはり、あっちにぶつかり、こっちにぶつかりを繰り返すことになります。

冒頭で綴った僕の結婚に至るプロセスは、婚活でもほぼ変わりません。

【いい人】に出会い、交際を経て、結婚する。

しかし、僕の場合は、結果に結婚がありました。

けれど、婚活の場合は、結婚はゴールになります。

いや、婚活支援をする立場からすると、

婚活される方に【いい人】を見つけてもらって結婚してもらうことを、

ゴールにしなければいけないと思っています。

しかし、そこにあるプロセスは、出会い・交際・結婚となんら変わるものではないのです。

ネット社会の例を挙げましたが、

ネット社会という一つの村のようなものがあり、

ネットをうまく活用するには、

その村のルールや処世術を知ることでようやく便利に活用することができます。

婚活という村があり、

その社会のルールや処世術を知ることで、

未だ未熟な婚活という村をみんなで育てていくことが今必要なことだと思っています。

 

【婚活先生としてすべきこと】

僕がやりたいこととは、

モテる方法や、婚活してうまく結婚する方法を教えることではないのです。

婚活という村でのルールや処世術を広めることです。

これは、婚活している人はもちろん、婚活していない人にも知ってほしいことでもあります。

『ルールや処世術を知って、結婚できるのか?』

という疑問を持たれる方もいるかもしれません。

孤独に悩みながら、五里霧中・暗中模索で婚活を進めるよりはよっぽど役に立つと信じています。

みなさんは、知らないうちに、

社会で生きていくルールや処世術を教わってきたのです。

それが【学校】です。

学校に抵抗感を覚える人もいるかもしれませんが、

学校があったらからこそ、社会の生き方をそれとなく学び、

共通したルールやマナーがあって社会が成り立っています。

ルールやマナーはお互いに共通してこそ意味があるのです。

それこそが【学校】の役割の一つです。

僕は、学生時代を通して7年間、教育学を学んできました。

「教育学が婚活になんの役に立つんだ!」

と思われる方もいるかもしれません。

教育学とは、社会学や心理学など様々な学問の寄せ集めのような学問です。

最も特化しているのは、人間を理解し、その人にあったやり方を一緒に考えることです。

さまざまな学問の理論をもとに、アウトプットすることこそに意味があるのです。

 

【最後に】

今後、婚活先生 山下幸二の役割としては、

婚活という一つの社会のルールやマナーを整え、

たくさんの人に知ってもらうこと。

そして、婚活している方へ処世術を伝えていくことだと思っています。

婚活支援に携わり、多くの関係者に出会い、書籍を読み、

「婚活とは何か?」

「婚活がスムーズに進むためにはどうしたらいいのか?」

を教育学的に心理学的に、時には哲学的に分析し、

婚活する方の一助になりつつ、

研鑽を重ねていこうと思っています。

また、今後もブログやラジオで沖縄の結婚・婚活事情を発信するとともに、

対面式の相談も行なっていく予定です。

これから、沖縄の婚活文化発展のためにご協力いただけると幸いです。


関連記事

すべて表示
bottom of page