結婚して良かったこと・悪かったこと
- 婚活先生
- 2019年2月28日
- 読了時間: 6分

2006年の3月に沖縄に来て入籍、
その年の8月に結婚式を挙げました。
写真はその当日のものです。
結婚生活といっても、
夫婦だけの生活、子どもがいる生活と、
なんだかんだで違うような気がします。
僕の場合、
結婚願望もなく、婚活をすることもなく、
大学時代に出会った今の妻と結婚したので、
ある意味でエスカレーター式に結婚した感じです。
そんな人間が、
婚活を頑張っている人にあーだこーだ言うのもどんなものかとは思いつつ、
純粋に何か力になれないかと思って、
こうやって記事を書いているのが今の現状です。
今年で交際をはじめて20年、
入籍して13年、
娘を授かって9年、
双子の息子たちが生まれて6年になります。
妻と出会って20年とか、
娘がもう9歳になっているとかかなり不思議な感覚です。
結婚したのは、僕が大学院を修了して、
大学院で教員を1年したので、
26歳の時になります。
入籍自体は25歳の時でした。
平均初婚年齢からいうと5歳ほど若い年齢になりますが、
同級生もこの年齢層から結婚する人が多かったように思います。
結婚して13年経つわけですが、
結婚して良かったと思うことは、
絶対なる味方がそばにいてくれるということでしょうか。
このブログでもよく触れますが、
家族の中で唯一、自分の意思で選択できるのが結婚相手です。
親も子どもも選べないと僕は思っています。
この13年間を振り返っても、
特にケンカした記憶はなく、
お互いがお互いに尊敬すること、感謝することで、
特に腹を立てることもなかったように思います。
結婚して3年間、子宝に恵まれませんでしたが、
どうしても欲しいというよりも、
やることをやってできなければそれでもいいかと思いつつ、
不妊治療を進めて、ほぼ苦労することなく子どもを授かりました。
とはいえ、妻は早産しやすい体質だったようで、 出産前が一番大変でした。
双子を授かっ時は、双子だけでもリスクが高いにも関わらず、
早産体質で大変だったのを覚えています。
しかし、ベッドの上で絶対安静を指示を受けていた妻が一番しんどかったように思います。
これも少し触れていますが、
双子の息子たちは現段階で発達障害と診断されていますが、
子育てもそれほど悩んだこともないですし、
子どもが生まれると子育ての方針や家事・育児の分担でケンカするという話は耳にしていましたが、
お互いに信頼していたし、できることはするようにしていたので、
子育て自体が大変じゃなかったと言えば嘘になりますが、
子育てでケンカするようなこともありませんでした。
今では5人家族になって、
息子たちは幼稚園へ、
娘は小学校へ、
妻は職場である小学校へ行くので、
子どもたちの送迎、家事・育児は僕が基本的にしていますが、
妻も時間がある時に手伝ってくれます。
もともと僕の専門が教育学であることもあり、
(妻の専門も教育学ですが…)
妻の仕事の手伝いとは言いませんが、
悩んでいるときは、サポートをすることもあります。
大げさにいうと「子育てをしない」というのがうちの子育て方針で、
親からの教育ではなく、
遊ぶ中や、自主的に勉強する中で子どもたちが育っていくのを微笑ましく見ています。
親らしい親もこの9年間した記憶もあまりありません。
息子たちが発達障害児であると耳にすれば、
「障害児」の子育ては大変そうと思われるかもしれませんが、
個性的な成長の仕方をしているだけで、
親としては子どもの成長をただただ眺めて、
できるようになったことを褒めることくらいしかできないかなと思っています。
もちろん、他人を傷つけるようなことなどは、叱るというよりも怒ることもありますが、
ある意味で、教育に携わるものだと叱ったり、諭したりすべきなのでしょうが、
どちらかというと怒ることの方が多い気がします。
この辺りが「子育てをしない」ということのようにも思っています。
タイトルには結婚して良かったこと悪かったことと書きましたが、
結果的に今は主夫をしていますが、
結婚して悪かったことは特にありません。
妻が働きに出ているので、妻には不平不満があるのか聞いてみますが、
特に結婚して悪かったことも、子どもができて悪かったこともないようです。
この辺で終わればいいのを終わらないのが僕らしさでありまして…
じゃぁ、妻と出会わずに結婚していなかったら、
より幸せだったのかとか、より不幸だったのかと考えても、
別の選択肢の答えなんて分かるはずもなく、
一応、今が幸せであることは間違いないと思っています。
この気持ちは、純粋に今の生活に満足しているのか、
現状に満足する性格なのかは分かりません。
ただし、学校の教員を辞めた時は、
あえて、学校の生徒たちが理由ではないことは強く表明した上で、
教員を続けることが辛かったのは確かなことです。
教育現場という環境についていけなかったのはあったように思います。
単純にあるべきものを幸せと感じる感覚ばかりでもないので、
やはり結婚したことは幸せだったように思いますし、
悪かったことも特に思い当たりません。
だからこそ、せっかく結婚したい人がいるのであれば、
その人たちの結婚がうまくいくように何か力になれないかと考えるのかもしれません。
結婚は辛いことしかないと思っている人が、
婚活を応援するならば、それは嫌がらせのようなもののように感じてしまうかもしれません。
流れで結婚した僕は本当に楽して結婚したんだろうなと思うのです。
本来なら婚活なんて知ることもなかっただろうに、
縁あって婚活をいろいろ知れる環境にいる。
僕のような結婚を結果的結婚を言っていますが、
なんとなく結婚できた人たちはある意味で幸運でしかないように思います。
婚活のように、結婚に目的を見出して、
その結婚生活にマッチする人を探す目的的結婚は本当に難しいだろうなと思います。
結果的結婚はたまたまバットを振っていたら当たった感覚ですが、
婚活による結婚は、ストライクゾーンを決め、しかもかなりストライクゾーンを狭め、
そこにボールが来るのを待ち続けるものだと考えれば、
かなり忍耐と根気がいるように思えてならないのです。
出会って20年の付き合いにもなれば運命の人と言えるでしょうが、
出会ったばかりのころに、こんな人生になるとは思ってもみませんでした。
なんとなく仲良くなって、なんとなく交際して、なんとなく結婚して、
なんとなくではないですが子どもを授かって、
なんとなく子育てして、なんとなく夫婦逆転している感じです。
なんとなくでも幸せにやってこれたことはありがたいことだなと思うのです。
結婚が良いと感じるか悪いと感じるかは人それぞれだと思います。
我が家に関しては、なんとなくだらだらで幸せにやれていて、
結果的に結婚して良かったというのが、僕の結婚の回答です。
家庭内暴力だったり、児童虐待だったり、
どこの家庭も家庭円満というわけにはいかないし、
だからこそ、離婚だって選択肢として用意されている。
結婚には悪いことしかないと言いつつ結婚生活を続けている人だっている。
うちの場合は、悪いことは特に思いつかないですし、
純粋に結婚して良かったなぁと思うのです。
と、のろけ話や自慢話のようになりましたが、
これが僕の個人的な結婚に対する感想なのです。
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