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子どもの行事に立ち会う親の気持ち


先日、双子の息子たちの通う幼稚園で進級式があり、

息子たちは年長さんになりました。

幼稚園から配布された年間計画を手帳に写しながら、

「修了・卒園式」の部分は「卒園式」と手帳に記入しました。

娘も同じ幼稚園の卒園生で、

娘が入園してから、今年で7年目になりました。

あぁ、自分もこの幼稚園から卒ぎょするのかと思うと、

長女は学校行事で言えば、なんでも親にはじめての体験を与えてくれて、

末っ子となる息子たちは、すべての最後の体験を与えてくれるんだなぁと思いました。

来年は卒園があるのでなおのことそう感じたわけですが、

すでに、子どもたちの最後の入園式は終わってしまっているなぁと思いました。

入園式と進級式は、いつも一緒にやるので、

今回の進級式で入園式しも体験したことになるんですが、

来年にはそれも体験できなくなるんだなぁと思ったのです。

一人っ子であれば、すべてが最初で最後になるわけです。

子どもが増えても、第一子と末っ子がその役割を担います。

はじめてのことは、何かよくわからないうちにがむしゃらにやっている感覚があって、

終わりも今まではいつも通りに感じていましたが、

実は末っ子の息子たちの学校行事は、1つひとつが二度と経験できないものだったわけです。

もちろん、娘の入園式も、卒園式も、入学式も人生でたった一度きりなのですが、

息子たちがいることで、当たり前に様に感じていたものが、

今回の進級式で少し気持ちが変わった気がしました。

親になると親にならなければできない体験ができます。

それは嬉しいこともあれば、辛いこともあるんだろなと思います。

今のところ、僕としては辛い経験は記憶にないのですが…

一生独身でしかできない体験だってありますが、

子どもがいる親の体験もまたおもしろいものではないだろうかと思いました。

こういった感覚を経験したことこそ、ある意味で親になったからこそなんだろうなと思いました。


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