生まれ年ごとに未婚率を追いかけてみた【女性編】
- 婚活先生
- 2019年3月19日
- 読了時間: 3分

昨日、男性編でしたので、今回は女性編です。
グラフの詳しい説明は男性編でしているので省略します。
簡単に説明すると、
平成7年から27年までの国勢調査の結果を元に、
例えば、昭和35〜39年生まれの人たちの未婚率が、
各国勢調査でどのように変化したかを表したもので、
国勢調査が5年おきに行われるので、
昭和35〜39年生まれの集団は5歳ずつ年齢は上がっていくことになります。
社会的な移動があるので、まったく同一集団とは言えませんが、
類似していると考えて、グラフを作成しました。
男性同様に、
S45〜H6年生まれでは、グラフが重なっていることから、
ほぼ同一の傾向と考えてよいでしょう。
また、S40〜44年生まれとS45〜49年生まれの集団の間で未婚率の推移の傾向が変わるのも似ています。
また、平成17年と22年の調査結果で、
本来増えるはずのない未婚率が、
S25年〜S39年生まれで上昇していることがありますが、
人口移動があったことが要因になっている可能性が高いと考えています。
さて、男女の比較はこのくらいにしておいて、
グラフをより詳しく見ていきたいと思います。
まず、H7〜12年生まれは、分かりにくいですが、平成27年の国勢調査の結果しかありませんので、
はっきり分かりませんが、未婚率は分かる範囲の数値とほぼ同じです。
しかし、推移は分からないので置いておいて、
女性の場合は、H2〜S49年生まれで同傾向と言ってもよいでしょう。
女性は15〜39歳まで、結婚していく人が多く、
未婚率の値はかなりの勢いで結婚していく傾向があります。
H2〜S49年生まれでは、晩婚化の傾向は特に見当たらないように思います。
女性の場合、35歳を超えると未婚率はほぼ横ばい状態になりはじめます。
35歳から未婚率の減少は落ち着いてしまいます。
晩婚化の影響なのか、S45〜49年生まれは、若干、低下しています。
この統計結果から、女性の結婚の旬を考えると、
15〜39歳くらいで、これは男性と同じ結果です。
婚活しているか婚活していないかはこのグラフ作成で使用したデータでは分かりませんが、
15〜39歳で未婚率が一気に減少していると言ってよいでしょう。
そう考えると、これも男性と同じことが言えるのですが、
結婚するにあたり、交際期間があることを考えれば、
35歳くらいまでには結婚のパートナーになる人と出会えている可能性があるのではないでしょうか。
現在、女性は35歳くらいで婚活をはじめる人が多いので、
適切な時期といってもよいのかもしれませんが、
何度も書きますが、婚活をしたらすぐ結婚できるわけではないので、
早めの婚活をオススメしたいところです。
初婚女性を探している男性は危機感が必要なのかもしれません。
初婚女性と結婚したいと思うのであれば、未婚率が低い年齢層を条件にするのがよいでしょうが、
そうなると20代になります。
未婚率が急激に変化する時期だと考えれば、
婚活市場において、20代は多くの男性が狙っていると言えるでしょう。
年の差婚もありますが、まだまだ稀なケースです。
女性も同年齢か年下の男性を条件にする場合も少なくはありません。
そう考えると、初婚という条件が譲れないのであれば、早めに婚活をするか、
初婚であろうが、再婚であろうが、僕は大きな差はないと考えるので、
初婚の条件は重要視しないことも1つなのではないかと考えます。
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