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生まれ年ごとに未婚率を追いかけてみた【男性編】

5年置きに国勢調査を行われ、その際に未婚率も調査対象になっている。

平成7年の国勢調査を調べたけれど、算出された未婚率が見つからなかったので、

平成7年のものは実数から計算した。

そうすると、平成7年・12年・17年・22年・27年のおよそ20年間の、

転出・転入はあるものの生まれ年ごとの未婚率を見ることができる。

例えば、

S25〜29年生まれの人は、

平成7年の時点では、40〜44歳、

平成12年で45〜49歳、

平成17年で50〜54歳、

平成22年で55〜59歳、

平成27年で60〜64歳と年齢を重ねていくので、

その5年齢1セットのほぼ同じといってもよいだろう集団の未婚率がどう変化するのかを追いかけてみた。

対象はS25年〜H12年生まれの人たち、

データの出典の平成7・12・17・22・27年の国勢調査によるものである。

調べられるのはたかだか20年間の推移であり、

対象とデータで見れるのは、

H27年の時点で15歳から64歳までで、

数値として出るのはたったの4回なので、

分析内容が大味になってしまうのはご理解してもらいたい。

グラフが重なり合って見えにくい部分は、

未婚率の推移がほぼ変わらないことが分かる。

このグラフから読み取ると、

S44〜H2年に生まれた人は大まかではあるが同様の傾向があると言ってよいでしょう。

未婚率は15歳以上から調査するのだが、

15〜19歳までで10%の男性が結婚していく

その後、20歳から34歳まで急激に未婚率は減少し、

40歳以上になると未婚率はほぼ変わらなくなる。

未婚率は、結婚したことのない人の率なので、

基本的に同一集団なので、

上昇することはほぼないが、

H7年の調査で未婚率が落ち込むものの、

H12年の調査では40歳以上の未婚率が上昇している。

おそらく、この頃に未婚者の社会的な人口移動があったことが予測される。

その後、H22の調査でも40歳以上の未婚率が上昇する結果となっていることが分かる。

憶測の域を超えないが、

40歳未婚男性が、何かを機に実家である沖縄に戻ってきた可能性も否めない。

未婚率としては、若干違和感のある動きはあるものの、

沖縄県では40歳を超えると未婚率はほぼ横ばいとなることが分かる。

もちろん、あくまで20年間の結果なので、大げさなことは言えない。

そして、沖縄の男性が結婚していく旬があるとすれば、

15〜39歳くらいなのではないかと思われる。

特に、S49年〜H2年生まれの人の推移は極めて似ている。

今後も同様の推移になるのかもしれない。

ここから少し考えてもらいたいのは、

ある程度の年齢になれば、それほど長い交際期間を必要としないが、

平均的には3〜4年の交際期間を経て結婚する人が多いと言われている。

そうなると、39歳で結婚するならば、

35歳くらいでは気なる人と出会っておきたいものだ。

この結果からは、どれくらいの人が婚活によって結婚したかは分からないが、

今まで色恋沙汰に縁がなかった男性も30代半ばから婚活をはじめるのが良さそうに思う。

僕としては、焦って活動を始めるよりも、

それ以前から活動して、異性への体制や婚活の仕方を覚えておくのをオススメしたい。

統計データは絶対ではないけれど、傾向を示すものではある。

その傾向の中にいるかどうかは結婚してみないと分からないもので、

自分も傾向の中にいるかどうかを頭の片隅に入れておくべきだろう。

そして、この統計結果の対象すべてが結婚に前向きの人ばかりではないので、

結婚願望があるのであれば、沖縄男性の婚期は20代がもっとも旬であり、

それ以降であれば、徐々に結婚自体が難しくなると少し厳しめの意見ではあるが言っておきたい。


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