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結婚しても幸せになれない

  • 婚活先生
  • 2018年2月10日
  • 読了時間: 5分

もし、あなたが今、「不幸せ」だと感じていて、

そこから「幸せ」になるために結婚するのであれば、

おそらく、結婚しても「幸せ」になれないでしょう。

「幸せ」というのに形はありません。

どうなれば「幸せ」なのかではなく、

起こった事実や起こりそうな事実に対して、

「幸せ」なのか、「不幸せ」なのかを判断するのはあなたなのです。

もし、あなたが幸せを感じる感度「幸せ感度」が鈍いのであれば、

あなたの周りにある幸せを感じる場面を何度も逃しているかもしれません。

お金を持てば人は幸せになれるでしょうか。

お金持ちに見える人だって、もっとお金持ちになりたいと思っているかもしれませんし、

お金持ちだからといって、悩みがまったくないとはいえないでしょう。

では、恋人がいれば幸せでしょうか?

多くの恋人たちが交際を開始し、多くの恋人たちが交際を終わらせていきます。

どうも恋人がいても必ずしも幸せとはいえないようです。

結婚も同じです。

結婚して長く添い遂げる人もいれば、

結婚して離婚する人もいます。

結婚は幸せをもたらしてくれる青い鳥ではないのです。

ある研究で、

人はステータスによって、

例えば、お金を持っているとか、恋人がいるとか、結婚してるとか、

そうった変化があったとしても、

つまり、何らかの形なり物を手に入れても、

幸福度はそれほど変わらないと言われています。

それはなぜでしょうか。

それは、幸せか不幸せかの判断をあなたが行なっているからです。

つまり、「幸せ感度」の鋭い人は、たくさんの場面に置いて幸せであり、

「幸せ感度」が鈍い人は、多くの場面で不幸せと感じやすいということです。

もちろん、

得たいものを得た時に、人はひとときの幸福を感じますが、

慣れると、さらに欲求が高まるのです。

こことうまく付き合える人が「幸せ感度の鋭い人」です。

例えば、

「お金が欲しい」と思っていて、

お金を手に入れた人は、

お金が減っていくことに不幸せを感じて、

お金が減らないようにとか、もっと増やすにはどうしたらいいか考えるでしょう。

人は、そのステータスになった時に、

さらなる欲求や不安、悩みを生み出してしまいます。

「お金がある」という状態に満足できれば、その時点で十分幸せなのに。

「結婚」にも同じことがいえます。

結婚はおめでたいことであり、

多くの人に「おめでとう」といってもらえます。

「結婚」した時点では幸せですが、

結婚が、日常生活になればなるほど、

相手に対する欲求や、想像していた結婚像のズレを感じて、不幸になるかもしれません。

「結婚」していることが十分に幸せなのに。

あなたが、パートナーがいないことが不幸だと思っていて、

その状況を打破するために結婚するのであれば、

それでは、結婚しても幸せになれないかもしれません。

なぜなら、今という状況に対して、

「幸せ感度」が鈍っているのであれば、

たくさんの幸せを感じる機会を失っているからです。

結婚相談所や、婚活パーティーで見かける様子には、

「いい人がいない。」

という感覚です。

実際に、気になる人、興味を持った人の番号を書いてもらうことがあっても、

一人も描かない人がいます。

せっかく、結婚したいという同年代の男女が集まり、

出会うきっかけがあったにも関わらず、

それを「幸せ」だと感じていないのです。

思い通りの人に会えなかった「運が悪かった」と感じてしまっているのです。

つまり、「幸せ感度」が鈍っているのではないかと思うのです。

「幸せ感度」が高まれば、

人の些細の行動に対しても、幸せになれます。

人に対してマイナス評価ではなく、プラス評価ができるようになります。

『結婚したら幸せになれる』

と思っている人は、

相手に幸せにしてもらおうと思っていて、

自分から幸せになろうとしていないのです。

つまり、今を「不幸せ」だと感じているのではないかと思います。

そう「幸せ感度」が鈍っている状況なのです。

そんな状況で、素敵だと思える人と巡り合ったとしても、

結婚してからの幸福度は元に戻るでしょう。

幸せ感度が鋭い人は、

人や物、出来事に対して幸せを感じ、感謝でき、ポジティブに物事を受け止めることができます。

逆に幸せ感度が鈍い人は、

不平不満が出やすいし、ネガティブに物事を受け止める癖ができていると言えるでしょう。

さて、幸せ感度が狂っている人も少なくはありません。

それは、「諦めた人」です。

今を幸せだと思うことにしようと決めた人です。

もちろん、それが悪いとは言いません。

婚活をしている人の中には、

なかなかうまくいかない現状に対して、

「ここまで努力して結婚する必要はないんじゃないか。

 一人で楽しく生きる方法を探した方がいいんじゃないか。」

という悪魔の囁きに惑わされることがあります。

もちろん、結婚しなければ、いけないので、

ある意味では、天使の囁きかもしれませんが。

多くの人が結婚している社会で、

結婚生活はそんなに珍しいことではないかもしれませんが、

それは、周りが結婚しているだけで、

結婚生活は初めてのことばかりなのです。

子どもが生まれればなおさら、

一生独身ではできないイベントが目白押しです。

つまり、独身ではできない経験ができるという点で、

結婚というのは、形がないとはいえ、一つの「幸せ」の形なのだと思います。

結婚を選べば、人生の選択肢が増えます。

もちろん、結婚生活中できたかもしれない、独身生活の経験や選択肢は減ります。

逆も然りです。

独身生活をすれば、結婚生活ではできない体験ができるかもしれませんが、

それって、結婚と比べてどれほど多いことなのでしょうか?

結婚があなたの人生を幸せにするとは限りません。

それは、離婚や死別があることからも簡単に想像できるでしょう。

しかしながら、人間は結婚という形式をとってきたのです。

もし、あなたの幸せ感度が高くて、

結婚によって生まれる様々なイベントを体験することができるであれば、

どんなに幸せな人生が待っていることでしょうか。


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