まだタグはありません。
【ミスマッチ】の婚活心理
ガツガツして何が悪い
婚活の強み、特にプロフィールを見ることができる集団お見合いパーティーや、
結婚相談所などの紹介などの強みは、
自分が結婚相手に求める希望条件をある程度想定することができるということだと思います。
婚活するのであれば、
誰でも良いではなく、
ある程度の想定をすることはなんら悪いことではないと僕は考えています。
「入れればどこでいい」やという人もいると思いますが、
就活や受験では、自分の希望校を定めて、
そこに向かって努力するわけですから、
目標や希望を持つことは重要だと思います。
婚活においては、
「幸せな結婚生活」だったり、
「安定した暮らし」だったり、
「子どもの声のする家庭」だったり、
理想とする結婚のイメージはそれぞれですから、
そのイメージにあった結婚に向けて努力することは正当な努力だと思っています。
恋人がおらず、婚活をしていない人に、
婚活の話をすると、
「まだ、婚活はいいかな…」とか、
インタビュー記事などで、
「ガツガツ婚活までして結婚したくはない。」みたいな記事を見かける度に、
『ガツガツ仕事するのはいいのに、
なぜ、婚活だとガツガツすることが悪いと思われるのだろう。』
と不思議な気持ちになりますが、
自分にあった【いい人】を見つけたいと思って、
積極的に行動することは素晴らしいことなので、
ガツガツ婚活してほしいなと思っています。
しかしながら、ミスマッチは起こる
婚活する場合は、まず理想の家庭像があるわけです。
理想の家庭像の中には、
パートナー像があったり、
生活像があったり、
家族構成像があったりとさまざまです。
結婚の機会があったかもしれないのに、
なかなか結婚に踏み切れなかったのだからこそ、
安易な妥協で手を打ちたくないという気持ちもあるでしょう。
だからこそ、ミスマッチは起こってしまうのです。
冒頭のように希望条件を定めることは悪いことではありませんが、
ミスマッチが起こるようであれば、見直すことも必要なのです。
年齢のミスマッチ
歳の差婚など世間を賑わせることがあります。
なぜ、話題になるかといえば、レアケースだからです。
歳の差のある若いパートナーを獲得した人にフォーカスされることが多く、
羨望の眼差しで見る人もいるでしょう。
しかし、その相手は歳の差のある年上のパートナーと結婚したことになります。
そちらにフォーカスすることはあまりないですね。
どうやら、ものすごく年下と感じられる人と結婚することに価値があるようです。
婚活の場においても、
男女ともに年下を好む傾向があります。
いくつか理由はあるのでしょうが、
この際、理由は置いておいて、お互いに年下を好む傾向があることだけ分かっていればいいのです。
実際に結婚している人の歳の差はどれくらいかというと、
男性が年上で２歳差が最も多いようです。
年齢差がありすぎると、
知らないことを知る刺激にはなるかもしれませんが、
話題の度に聞き返したり、話のテンポが悪くなったりと不都合があるのかもしれません。
お互いに年下を狙うので、年齢のミスマッチは起こります。
年齢はそれほど関係ないといえば関係ないので、
年齢という数字に囚われる必要はないのではないかと思います。
沖縄文化の性質上、
「どうしても子どもを授からなければいけない」というものがあり、
男女ともに妊娠の可能性のある年齢を考えなければいけない場合はあるかもしれませんが、
そうでない限りは、お互いに話が合うかどうかの方がよっぽど大切です。
経済力のミスマッチ
婚活でお相手の希望年収で最も書かれるのが、年収400万だそうです。
沖縄の平均年収は330万程度と言われています。
（参照：年収ラボ 沖縄県の平均年収 平成25年版）
じゃぁ、労働者の平均年齢は？というと、
平均年齢41.8歳です。
平均年収はあくまで平均した年収なので、
ものすごい年収の高い人に引き上げられてしまい、
最も多く出現する年収は平均年収よりも少ないことがよく知られています。
40歳で年収300万でも、沖縄県では実際には難しいところかもしれません。
そうなると、内地の結婚相談所で記入される年収400万は沖縄ではミスマッチだといえます。
また、年齢も考えて、30歳年収250万くらいいけば優秀な方と言えるかもしれません。
金の切れ目が縁の切れ目というくらいに、
お金は生活していく上で大切なものですが、
いくら良い年収をもらっていても、
それが未来永劫続くかどうかという確実なものはないわけです。
公務員のリストラみたいな話もではじめている段階で、
どんな大企業に就職していようと、
今の将来どうなるか分からない時代なので、
年収だけで判断するのは難しいかもしれません。
ちなみに、僕は職なし、経済力なしですが、
妻の理解があって、今でも幸せな結婚生活を送っています。
そして、婚活先生の活動もできているので、
そう考えると、その時の年収が、
結婚生活をともに送るパートナーとしての条件として、
どれくらい役に立つか判断する基準としては弱いような気がします。
妻と結婚した時は、
中学校の教員という職があったわけですが、
それでも、年収300万もいかなかったですし、
早くに結婚する人ほど、
２人でどうやって生活費や生活を維持するかを考えるんじゃないかなと思います。
ミスマッチはどう回避するのか
これ以外にもさまざまなミスマッチが起こります。
それは、婚活だからこそ、理想の家庭像が、つまりゴールが先にあるかなのです。
婚活のメリットが実はデメリットにもなるということです。
お互い同じように考えるあまり、
つまり、想定する理想の家庭像はみな似ているために、
ミスマッチが起こってしまうのです。
ミスマッチを回避する方法は、２つあります。
条件の見直し
【三大いい人】である【容姿のいい人】【条件のいい人】【相性のいい人】であれば、
確かに、容姿・条件がともに良い人はいいですが、
容姿は年齢とともに間違いなく変化し、
条件も悪くなるかもしれないし、
可能性としては良くなる可能性だってあるから、
必ずしも変わらないとは言い切れない。
相性ももちろん一緒に生活すればすれ違いが生まれるかもしれないけれど、
これはお互いで解消することが可能なものです。
本当に自分にとって大事な条件というのはなんなのかを見直すことが大切です。
そのためには、自分の【容姿】【条件】も見直しが必要になると思っています。
少し買い物の話をします。
何かを買うとき、もしくはサービスを受けるときに、
支払う金額に値するかどうかを考えることは良くあることだと思います。
自分の支払う金額と同等かより価値のあるものを手に入れたいと思うのが心理です。
支払う金額よりも価値があるものを手に入れたとき「安かった」と感じます。
逆に、支払う金額より見掛け倒しで、価値がなかったと思うと「高かった」と感じるのです。
もちろん、自分の予算よりも明らかに手の届かないようなものは純粋に「高い」わけですが、
選択できる範囲での「高い」「安い」はそうやって決められるわけです。
安く手に入れば、「お得だった」と思えるのです。
できれば、得したいと思うのもまた人間の心理です。
婚活に置いても似たようなことがいえます。
自分という価値を値踏みして、
自分と同等かそれ以上の人と結婚したいと思う。
これは、婚活をすればなおさらのことです。
せっかく努力するのであれば、お得な【いい人】と結婚したいのです。
しかしながら、選び選ばれるというはシビアです。
自分の価値より価値がある人からすれば、あなたは価値の低い人になります。
もし、あなたが選ばれたとしたら、もしかすると選んでくれた人は、
あなたにとって、価値の低い可能性もあるのです。
一番手っ取り早いのが、
自分の価値を見直し、
結婚の希望条件を見直すことです。
もちろん、いつかは【すごくいい人】の心を射止められるかもしれませんが、
そのいつかがいつになるかが分からないという話です。
沖縄では（全国から対応可）、
相談に乗っているので、相談してみても良いと思います。
もちろん、婚活先生こと山下幸二も、ご相談いただければ、
丁寧にご相談に乗らせていただきます。
自分の価値を高める
先ほど述べたのように、
婚活で求めているのは、
自分と同等の価値か、それ以上の価値の人だからこそ、ミスマッチが起こります。
さらに遡れば、
年齢や年収に対して、
年齢であれば、アンチエイジングで見た目年齢を若くするとか、
年収であれば、自分の年収をどうにかしてあげるとか、
高望みしているのであれば、相手が納得する自分になるということです。
そもそも婚活という言葉の定義の中には、
出会いの機会を増やすことだけではなく、
自分磨きも含まれています。
年齢は月日が経てば重ねるしかなく、
年収はすぐに上がるものではないと考えれば、
次に取るべき方法が見えてきます。
婚活に置いてあなたの短所になるべきところに目を向けるのではなく、
長所を伸ばしたり、他のアピールポイントをしっかりと確立することです。
「自分の良いところが分からない。」
という人は多いんじゃないかなと思います。
逆に「悪いところならいくつでも挙げられる。」って人は少なくはないように思います。
じゃぁ、分かりやすいところからいきましょう。
自分がコンプレックスを持っているところは、
実は他の人にとっての長所だということが多々あります。
長所でも短所でも「目立つ」ということが個性なのです。
その個性を、生かすか殺すかなので、どうせなら生かした方がいいですよね。
余談ですが、長所にも短所にも上がってこないことが実は一番短所なのかもしれません。
なぜ、そこまでしないといけないのか
ここまで書くと、
「そこまでして婚活したくない。」
と言われてしまいそうです。
でも、
受験勉強を頑張ったように、
就活で面接の練習を頑張ったように、
お金をためて好きなものを買ったように、
欲しいものがあったのであれば、
それなりの努力が必要なのです。
恋愛から結婚した人が楽したと思いますか？
いえいえ、結婚にたどり着くまでさまざまな経験をしている人も多いです。
すんなりうまくハマる人もいるかもしれませんが、
すんなりいっても、結婚生活がはじまったらうまくいかない部分もあったかもしれません。
正直な話、なんの努力もなしに結婚生活がうまくいくということもないです。
お互いの努力によって成り立つのが結婚生活だと思っています。
今苦労するか、結婚後に苦労するかの違いのように思います。
婚活の中で学ぶものはいろいろあるように思います。
経験は成長の種ですから、
自分のために、将来の結婚生活のために婚活を生かすと考えるのも１つだと思います。