【うまくやろう】の婚活心理
- 婚活先生
- 2017年5月18日
- 読了時間: 4分

婚活をやるからには
婚活をやるからには、
せっかくならなんとか【よりいい人】を見つけてやろうと思うのは当然の心理です。
人はなんらかの労力を費やせば、
その見返りが欲しくなる生き物ですから、
婚活を頑張った分だけ、
婚活に使った予算分だけは元を取りたいと思うのです。
つまり、「うまくやりたい」という心理は誰にも何事にも働きます。
教師は緊張していないフリをする
僕は過去教員として教育現場に立った経験もありますし、
教員志望の学生を教えていた経験もあります。
教壇に立つ際、授業で緊張しない秘訣は、
「うまくやろうとしない。」
「失敗を恐れない。」
ということです。
「うまくやろうとする。」という気持ちが緊張感を高めてしまいます。
特に、人と対面しているときに、
自分が緊張していると、相手も緊張させてしまいます。
だからこそ、
教師は、緊張していないように振る舞わないといけないし、
それによって、生徒はリラックスして集中して授業に参加することができます。
「うまくやろう」とするからうまくいかない
婚活の際に、多くの異性と話す機会が生まれるわけですが、
自分で話したい人を見つけて話しかけていく場合、
多くの人が話しかけるのにためらいます。
なぜなら、「うまくやろう」と思うからです。
また、グループや一対一で話す場合も同様に、
次の言葉がなかなか出ずに、会話が弾まず苦い思いをした人もいるかもしれません。
これも、「うまくやろう」と思って、緊張するからです。
また、自分の緊張が相手に伝染してしまうので、
お互いに苦しく寂しい時間を過ごすことになりかねません。
だいたい男性が緊張してしまう場合が多いのですが、
女性でも、緊張する場合もあります。
いろいろ家庭事情はあるでしょうが、
少なからず、両親や親族、兄弟に異性がいる可能性があって、
その人たちと毎回緊張して話すということはないはずなのに、
どうしても「うまくやろう」という心理が働くために、
ドギマギしてしまうわけです。
緊張させているのは相手ではなく、自分の意識
目の前にいる人に、
どうしても選んでもらいたい、
だからこそ、「うまくやらねばならない」と思えば思うほど、
頭は真っ白になっていきます。
長嶋茂雄さんの息子、長嶋一茂さんにとって、
巨人軍の英雄の長嶋茂雄さんは、ただの父親です。
もちろん、緊張する部分もあったかもしれませんが、
長嶋茂雄さんだということをしらなければ、
「ただのおじさん」なのです。
さて、婚活に話を戻すと、
目の前の相手が異性であることはゆるぎない事実ですが、
もっと根本的な部分は同じ人間なのです。
男性と女性では性差はありますが、
個性、つまり個体差で言えば、男女区別なく差異はあるので、
目の前にいるのが異性の友達くらいの【感覚】で、
「うまくやろう」とするのではなく、
気持ち軽く、心穏やかに話せばいいのです。
急に噛みつかれるわけでもありませんし、
婚活ですから、失敗して次のお相手に進むのもご縁なのです。

うまくやろうとして緊張するよりもリラックスを優先する
うまくやりたいのだから「うまくやろう」とするのは当然のことです。
でも、「うまくやろう」とするために緊張して、
大事な時間がつらく長い時間になるのはもったいないのです。
緊張してドギマギして話す人よりも、
笑顔で楽しそうに話していれば、多少の失敗もかわいく見えるものです。
どうしても、できるだけはやく【いい人】を見つけたいと思うあまり、
自分にプレッシャーをかけてしまいがちです。
これが「うまくやろうの婚活心理」です。
自然体でよいとはいいませんが、
いきなり緊張していないような演技をしなさいというのも難しいので、
緊張しないようにするポイントは2つです。
・相手を異性ではなく、一個人として尊重し、過剰に怖がらない
・うまくやろうとしない
はじめは難しいことかもしれませんが、
「うまくやろうとしない」ことで妙な力みを省きつつ、集中することは、
スポーツ選手などが最高のパフォーマンスを発揮するフロー状態と同じ状態です。
どんな場であっても、
目の前の人に対して過剰に怖がる必要はないのです。
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