結婚式ってそんなにしたくないものですか?
- 婚活先生
- 2017年5月21日
- 読了時間: 3分

2006年8月5日に、
恩納村にあるルネッサンスリゾートホテル内のルネッサンスリベーラ教会で結婚式をあげました。
結婚式を挙げるにあたって、
一番目に重きを置いたのが、
「イメージとして記憶に残る」ということです。
結婚式場を決める頃、僕はまだ広島にいたので、
妻と相談して、
沖縄で結婚するのであれば、海の見える教会にしようと決め、
ネットで検索して、妻が気に入った教会で結婚式を挙げるという流れで結婚式場を決めました。
そもそも2人とも結婚願望がなく、
妻は特におしゃれにも興味がないというか、
おしゃれすることが恥ずかしいタイプの女性でした。
僕は主役になるのが苦手だったので、
「しなくても良いなら結婚式はしたくないなぁ。」
のカップルでした。
それでも結婚式を挙げようと思ったのは、
自分たちが主役になるというよりも、
親族や友人に結婚の意思を形として見せることだったのかもしれません。
ちなみに、コンセプトは「誰も泣かない結婚式」でした(笑)

シーズンは沖縄観光のトップトップシーズンに突入して、
航空券もホテルも全てがトップグレードのシーズン。
もちろん、沖縄の海が最高に美しく、空は青く高い時期です。
反面、台風や天候が崩れれば、普段とそう変わりはないシーズンとも言えます。
沖縄の天候は変わりやすく、海や空の色は雲の状況によって変化します。
それでも、8月5日という日を選んだのは、
1999年のこの日に交際をはじめた記念の日だったからです。

天候にも恵まれ、手前味噌ですが、
とても良い結婚式を挙げることができたように思います。
妻はこの日のために、
ブライダルエステに通い、
普段はめがねか裸眼でしたが、
コンタクトレンズにして、
普段、スカートは履かないのに、
何度もスカートのウェディングドレスやパーティードレスを試着し、
ウェディング用のメイクやヘアメイクもしてもらううちに、
スカートへの抵抗もなくなっていきました。
おしゃれする自分を好きになれるようになりはじめたのはこの時期からのような気がします。

涙なしの結婚式にすることはできませんでしたが、
忙しい中で、衣装合わせをしたり、さまざまな段取りを考えたり、
招待状を出したりと結婚式・披露宴の準備はなかなか大変でしたが、
結果的には、心から良い結婚式・披露宴ができたと思っています。
そして、こうやって写真が残っていることが何よりもの財産です。
もちろん、記憶にも残っていますが、
その瞬間を写真という形で残しておいたおかげで、
こうやって振り返ることができることも含めて、
結婚式を挙げておいてよかったなと思えるのです。

「結婚式なんて恥ずかしい。」と思っていた2人でしたが、
入籍はすでに済ませていたのですが、
たくさんの人に祝われてこそ、
「自分たちが本当に結婚したんだ。」
という自覚が持てたように思います。
と言っても、
結婚式の前日と翌日で生活が大きく変わったわけでもなく、
今まで漠然としていたものが、よりリアルになった感覚です。
結婚式の予算など、経済的事情もあるかもしれませんが、
結婚式をやってみた人だけが分かる良さがあるのかもしれません。
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