この人だと決めれば、うまくいくはずなんだ
- 婚活先生
- 2017年5月22日
- 読了時間: 4分

家族って不思議
「家族って不思議だよなぁ。」
と結婚や婚活のことを真剣に考え始めるようになってから、
よく感じるようになりました。
何が一番不思議かというと、
自分で選んだ結婚相手とは、離婚することはあっても、
親子関係って「勘当」というのはあっても、
離縁するってことはほとんどないような気がします。
いつまでも親は親だし、子どもは子どもだと思うと、
親子関係ってのは、養子縁組でない限り選べないのが普通で、
自分で選んでいない親子関係はどうにかすると思うと本当に不思議だなぁと思います。
血のつながりの影響なのか、
母親からすれば、自分の体から生まれ出てきたからなのか、
かといって、父親だからといって簡単に子どもとは縁を切ったりしない。
選べる相手、つまり赤の他人とは限界が来たら、絶縁してしまうこともできるけれど、
血の繋がった関係というのは、疎遠になってもどこかで繋がっている感じがするのだろうかなぁと。
子どもたちはまだまだ小さいので、
疎遠になる感覚がまだ分からないのですが、
いずれは巣立っていって、
一緒に暮らさずとも家族だし、
結婚して新しい家族ができて、孫が生まれても、
きっといつまでも子どもなんだろうなぁと思うわけです。
広い意味の家族
日本だと家族というと、結婚や血縁関係などのある人ですけれど、
「ファミリー」という言葉になると、
結婚や血縁関係に限らず、
同じ目標を持った集団みたいなイメージもありますよね。
(ちょっとマフィア感が出るんですがwこれは僕の感覚の問題だはずw)
「同じ釜の飯を食べれば、家族も同然」とか、
日本には「食客」という道場に住み込んで暮らす人たちもいたようですね。
新選組のはじめの7人はそういったメンバーだったようです。
三国志の「桃園の誓い」のように、
劉備・関羽・張飛は兄弟の盃を交わして、義兄弟の契りを交わすなんてのも有名かなと思います。
沖縄でも、
「イチャリバチョーデー」という言葉があって、
直訳すれば、「一度会えば兄弟」という意味で、
人間は本質的に帰属意識を証明してくれるような集団を求めているようです。
これまでとこれからの家族観
家族観とか結婚論なども他の人の書籍に目を通しているとかなり奥深いです。
皆婚時代と呼ばれた時代からの未婚化の上昇で、
未婚化に強調されるようになったわけですが、
結婚や血縁に問わず「ファミリー」のような関係を築いていたというよりも、
築かなければやっていけなかったようです。
拡大家族と呼ばれる3世代以上からなる家族から、
親子だけの核家族へ変化し、
今は、ソロ社会へ向かおうとしているのも不思議な感じがします。
日本だけの家族観を追っても、いろいろあるようです。
皆婚時代が良かったかどうかは、時代によって評価が変わるのかもしれませんが、
結婚したい人が結婚しやすかった時代だと思えば、
皆婚時代以前を持ち出して、今の方が一般的だという論調になるのはもったいないなと思うわけです。
家族観などを書きはじめると本が一冊かけてしまうくらいなんですが、
やはり自分の居場所を欲しいと思うのが人間の心理のようです。
うまくやろうとすればうまくいかないかなぁ

子どもとは血縁関係があるから、なんとか関係を修復しようとするんですよね。
もちろん、夫婦だって離婚するのは大変だというから、
一度愛して、結婚しようと決めた人だし、
「子はかすがい」というくらいですから、
子どものために別れないようにという夫婦もいて、
子どもが成人してから別れるってこともあるようですね。
熟年離婚とはこういった場合なのかもしれないですね。
不倫やDVなど離婚理由が一方的な場合を別として、
なんとか夫婦関係も維持したいと思っていて、
でも、離婚を経験した人の話を聞くと、
「結婚は良い経験だった。」
というから、
人間というのは奥が深いなと思います。
選べる人とは契約なので別れられて、
選べない人は血縁関係なので血縁は絶てないってのは、
読んでる人にとっては当たり前かと思うかもしれませんが、
僕にとっては不思議なことです。
親子関係は、我が子とうまくやっていこうと思えばなんとかなってしまうのだから、
別居って形とかになるのかもしれないし、それだと結婚の意味って何?ってなるんだけど、
夫婦関係が壊れちゃうのって不思議だなぁと思ってしまうのです。
とはいっては、離婚したからといって、
完全に縁がなくなるわけではないようですけどね。
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