婚活に使える教育学
- 婚活先生
- 2017年5月30日
- 読了時間: 4分

婚活×教育学
婚活先生こと僕の一番の得意分野は「教育学」です。
教育学を基礎にして、婚活について分析したり、婚活の心理について考えたり、
どうすればより婚活がスムーズに進むかを考えています。
教育学というのはものすごく幅の広い学問の分野で、
さまざまな学問の複合体のような性質も持っています。
教育学では超有名なカントは、
「人間は教育によってのみ人間となる」
とも言っています。
教育とは、「どんな人も正しく教育を行えば輝く」というのが前提にあると考えています。
この世界に1人として、輝かない人はいないのです。
ただ、教育の仕方、それこそ「磨けば光る」で言えば、磨き方を間違えれば、
光り輝くはずの個性もその輝きを発揮できない場合もあります。
教育は誰かに施してもらうものだけではなく、
自己教育といって自らで自らに磨きをかけることもできます。
そういう意味では、自分磨きの婚活というのは、自己教育そのものです。
教育の一番の原則
よく「鋼の錬金術師」という漫画の言葉を借りて、
「教育とは、理解→分解→再構築」と言っています。
また、「教育学は、最高のコミュニケーションツール」とも言っています。
教育を行う上で、必須条件は信頼関係なのです。
知識の量やその手段よりも、
どうやって子どもたちと信頼関係を築くかが重要なのです。
そして、最低でも1年間、その信頼関係を維持する必要があります。
そこで基本となるのが、
「子ども理解」です。
言葉の通り、子ども一人ひとりについて理解を深めることです。
機嫌が良かったり悪かったり、体調が良かったり悪かったりと日々変化する子どもたちの様子を観察し、
理解を深めることがまず大事です。
どんな素晴らしい授業をしても、子どもたちにあった授業を行わなければ、
先生の自己満足になってしまいます。
簡単な例で言えば、
日本語しか分からない子どもたちに、数学の素晴らしい授業を英語でしても伝わらないと言えば分かってもらえるでしょう。
相手をしっかりと理解していないと見当はずれな言動になるのです。
分解というのは理解に似ていますが、
行動から心理を読み解くという意味で使っています。
何かの行動が起こったとしたら、おそらくこういう理由が考えられるだろう。
例えば、
朝からイライラしている子どもがいたのであれば、
寝不足なのか、親に叱られてきたのか、体調が悪いのかと、
さまざまな側面から理解しようと努めるのです。
行動の理解からさらに突っ込んで、心理的な要因まで踏み込んで考えることを分解と例えています。
理解と分解から得られた可能性を元に、
さまざまな手立てを考えることを再構築と表現しています。
ここが教師の腕の見せ所であり、先生の個性の出る部分でもあります。
教育の話にあまり熱くなりすぎると、
どこまでも書いてしまいそうなので、この辺で終わりにして、
婚活とどう結びつけているのか紹介したいと思います。

婚活に教育学を応用してみる
信頼関係を築くのも、その関係を維持するのも、
教育も結婚・婚活も同じです。
そういう意味では、教育と婚活は似ているのです。
まずは、相手のことをしっかり理解することです。
教育の現場では、来るもの拒まずですから、
自分が担当するすべての子どもを理解しようとしなければいけません。
婚活は仕事でもありませんし、すべての相手を理解しようとする必要はありませんが、
理解してから答えを出してみるのも悪くないように思います。
婚活の場ではうまく話せない人もいます。
自分もうまくいかなかった経験や、
「人前で話すのは苦手」「人見知りする」という人も少なくはないでしょう。
それは当たり前のことで、
人前で話す経験も知らない人と話す経験もそもそもが少ないわけです。
しかも、結婚するかもしれない上に、あなたのことを評価しようとしていると思うと、
緊張してうまく話せなくなるのは当然のことと言えます。
そう、相手も同じ心境なのかもしれません。
『この人は、全然話してくれないから、自分には興味がないのかな?』
と思ってしまうかもしれませんが、
『緊張して話せないのかな。』
と考えることもできるはずです。
ここはとても重要なポイントです。
さまざまなケースを考えることで、
ネガティブな考えだけに偏らなくて済む可能性があります。
ここが分解です。
そして、
何度か相手と対面していくうちに、
相手の人柄などを知って、
どういう人なのか、どうすれば良いのかを考えていくと、
結婚してからはもっとスムーズになるようになると考えています。
「教育学は、最高のコミュニケーションツール」だと言いました。
これは、教師・生徒間だけではなく、夫婦間にも、
それ以外にも同僚との関係にも活用できます。
僕としては、教育学を一から学ぶのは難しくても、
そのノウハウは、必ず、人生の中で役立つものだと信じています。
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