【いい人と出会えない】の婚活心理
- 婚活先生
- 2017年5月31日
- 読了時間: 4分
なぜ、【いい人】と出会えないのか
【いい人】と出会えないという状況を心理学的に考えていきたいと思います。
もっと単純に、今まで【いい人】と出会えなかっただけで、
これから【いい人】と出会えるという考え方もできます。
とはいえ、この考え方だと、
いつか出会える【いい人】を待って、
運よく両思いにならなければ、
結婚への道は果てしなくなる可能性が高まります。
なぜ、【いい人】に出会えないのかを、
思い込みとセルフハンディキャッピングで説明してみましょう。
思い込んでいるから出会えない
『いつになったら【いい人】と出会えるのだろう』
と思っているということは、
深層心理的には、
「なかなか【いい人】と出会えていない」
という前提があると想定できます。
もう少し迷い込んでしまう人は、
「出会う人になかなか【いい人】がいない」
と無意識的に感じているのかもしれません。
ハロー効果のようなもので、
あなたが出会う前から出会った人に対して、
【いい人ではない】というレッテルを貼っている可能性があるのです。
つまり、よほどの【いい人】が現れない限りは、
【いい人】だと受け取れない心の準備ができている可能性があるということです。
あくまでも可能性の話です。
恋多き人もこの世の中にはいます。
そういう人は【いい人】とよく出会うと思っているかもしれません。
結果的に、出会った人の第一印象は【いい人】に寄ることが多いでしょう。
【いい人】と出会えないという思い込みが、
結果的にもう少し話したら【いい人】かもしれない人を切り捨てているのかもしれません。
婚活をしている人の中には、
「結婚相手に何らかの運命を感じるはずだ」
と思っている人もいます。
運命の赤い糸で結ばれた２人というイメージは誰にでもあるでしょう。
また、松田聖子さんの電撃結婚の際に発した「ビビビッときた」という言葉から、
「ビビビ婚」という言葉も生まれましたが、
結局、松田聖子さんは破局しています。
既婚者の中には、運命を感じた人ももちろんいますが、
少なからず、僕と妻は出会った時に運命を感じたというよりも、
振り返ってみて「運命の人」なのだろうとは思います。
これは、死ぬまで分からない答えじゃないかなと思っていますし、
仮に、運命の人がいたとしても、
その人と出会わなければ、運命じゃない人と結婚していることもあるでしょうし、
それでも幸せな結婚生活を送ることができれば、それで十分ではないかと思っています。
運命の人と出会ったなら、
「今までにない経験があるだろう」
という思い込みも良い出会いを切り捨てている要因かもしれません。
セルフハンディキャッピングによるもの
セルフハンディキャッピングとは、
積極的に言い訳になる行動をすることです。
テスト前にテスト勉強ではなく、掃除がしたくなってしまう行動に例えられます。
「【いい人】と出会えない」
ということで、自己防衛している可能性もあります。
例え【いい人】と出会えたとしても、
その人に選ばれなかった時に、
その人は【いい人ではなかった】と理由づけするために、
先に「なかなか【いい人】と出会えない」と理由づけするのです。
自分を責めないためにも一括りに悪いものとは思いませんが、
自分が思う【いい人】と出会った時に、
一歩を踏み出すことを躊躇させてしまうかもしれません。
婚活心理を学ぶ意味
婚活心理を学ぶということは、
あなたを責めることではありません。
無意識に行ってしまっているかもしれない心理に触れることで、
意識的に矯正を行うものだと思ってください。
例えば、
思い込んでいるかもしれないと思えれば、
全員ではないにしろ、
同じ時期に同じ目的で偶然出会うわけですから、
【縁】と言っても過言ではないわけです。
もちろん【縁】には、悪縁も良縁もありますから、
すべてが良縁とは言いませんが、
良縁かどうかを判断するにはもう少し時間が必要だという感覚は必要だと考えます。
もし、セルフハンディキャッピングで自己防衛しているのであれば、
少し意識して、「いい人と出会えているはず」に変えてみるのは良いのではないでしょうか。
たくさんの人と出会うだけではなく、
たくさんの人とより理解していくことこそ、婚活の真骨頂のように思います。
逃げるは恥だが役に立つというドラマもありましたが、
逃げ道を用意しておくことは、決して逃げではありません。
あなたの健全な精神を保つために、安全基地や避難場所を用意しておくことは、
婚活を継続していく上でも重要です。
しかし、ずっと安全基地から出てこれないのも困りモノなのです。
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