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あらゆるシナリオを想定する

  • 婚活先生
  • 2017年6月16日
  • 読了時間: 4分

結婚生活は筋書きのないドラマである

とはいえ、

ある程度の「筋書き=シナリオ」を持って置かなければ不安になるのは当然で、

人は「分からない」ことに恐怖感や不安感を覚えると言われている。

闇が怖い心理は、そこに何かいるかもしれないという想像力によって生み出されると言われるように、

一寸先は闇ではないけれど、

将来の見通しをまったくしないのならば、

結婚する必要すらないし、

結婚したいと思っても相手を選ぶ必要性もないだろう。

ある程度の状況を把握して置けるという点では、

婚活にはメリットがあると言える。

かといって、

恋愛結婚がまったく相手のことを知らずに、

純粋無垢な恋心だけで結婚するわけではないのだから、

結婚とは、どういうプロセスであっても一大決心に違いないので、

不用意に「無計画でも大丈夫」とも言い切れないのところが辛いところだ。

せっかく婚活をするのだから、あなたにあった人と結婚して欲しいと心から願うばかりなのだ。

 

しかしながら、シナリオばかりに囚われていけない

結局、人生や結婚生活のシナリオをいくら考えても考えても、

予定調和通りに進まないのであれば、

できるだけたくさんのシナリオをその都度書き直すのも一つの方法だ。

同じ時期に婚活して、同じ年代で出会うというのは本来は奇跡的な運命だ。

1ヶ月違いで出会えないことだってあるし、

それこそ、婚活すらしなければ、まったく出会えなかっただろう人と出会うわけだから、

本来は、出会う人すべてが、なんらかの縁で結ばれている。

と言われても、

まぁ、そう前向きには考えられないだろう。

それこそ「誰でもいいから結婚しろというのか。」と言われている気になる人もいるかもしれない。

でも、可能性を考えるのは一つじゃないかなと思う。

過去は一つしかなく、今と未来は無限に存在する。

人生のシナリオを書き上げる時に、参考になるのは過去の経験だけで、

未婚の人、つまり、初めて結婚する人からすれば、

結婚という過去の経験はまったくなく、

あるとすれば、自分の親や親族を参考にするか、

友人や小説や漫画、ハウツー本などを元に想像するしかないわけだ。

ならば、思い切って、

出会った人と過ごすシナリオを描きかげてみるのも悪くないのではないかなと思う。

もちろん、そのシナリオをボツにするかどうかは自分で判断すればいい。

しかし、シナリオを書くとして、

数分や1時間程度話したくらいで十分なシナリオが書き上がるわけがない。

そして、結婚生活にはシナリオがないのだから、

いくらシナリオを書いたとしても、いつでも改変していかなければいけない。

結婚生活に限らず、人生においてもそうなのだ。

つまり、シナリオを書くことは自分の心の安定には必要だけれど、

一つのシナリオに囚われることは、自縄自縛しかねない。

 

ならば、手持ちのシナリオをできる限り増やしておく

婚活で一番ネックになるのは、

手持ちのシナリオが少なく、

それに見合ったパートナーを探すあまりに見つからないか、

なんとなく結婚という目標に向かうのでシナリオを想定できなくて、

誰と結婚すれば良いか選べない迷宮に迷い込んでしまう。

つまり、これこそ、自縄自縛の状態である。

僕が特殊なのかもしれないけれど、

妻が最愛の妻であり、これ以上の人はいないとは思うものの、

じゃぁ、他の女性がパートナーだったら、

不幸になるかと言われればやり方次第だろうな思ってしまう。

つまり、相手と自分にあったシナリオを練り直せば良いのではないかと思ってしまう。

とはいえ、4組に1組とか3組に1組とか離婚すると聞けば不安になるだろうけれど、

それもまた、幸せな結婚生活のシナリオでなかったにしろ、

人生のシナリオに「離婚」を含めて書き換えているだけじゃないかと思う部分もある。

とはいえ、

結婚しているから高みの見物的な発言に受け止められるだろうなぁとも思う。

結婚してから、苦しい思いも、できれば努力だってしたくないから、

「誰でもよい」わけではないし、

「できる限り苦労はしたくない」と思うのは当然な訳です。

妻と結婚して、子どもがいないシナリオも想定して、

あらゆるシナリオを想定しておく。

相手が分かれば、それなりに見当はずれなシナリオにはならないはずで、

相手を知らなければ、まったく見当違いなシナリオが出来上がる。

とはいえ、人生とは複雑多様なので、

結婚生活のシナリオはそこそこうまくできても、

人生のシナリオに引っ張られるだろうから、

やはりその都度都度に、いくつかのシナリオを用意しておく癖をつけるのがよいかもしれない。

できるだけ手持ちのシナリオを増やしておくことで、

あらゆる状況に対応しやすくなるはずだ。

自分の数少ない結婚生活のシナリオから解放されることこそ重要で、

それは、シナリオを捨てることではなく、シナリオを増やすことにあるのです。


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