年齢と結婚の思考実験
- 婚活先生
- 2017年6月27日
- 読了時間: 6分

年齢と結婚にはどんな関係があるのか
どうも【いつでも結婚できる】と思っている人が少なくはないように感じます。
なので、
「結婚する気がないわけではないけれど、結婚は今はいいかな。」
みたいなことが悪意なく口から滑り落ちてしまうわけです。
「今はいい」
という心理の裏側に考えられるのは、
「のちのちは結婚できるだろう」
という深層心理があると考えることもできます。
この心理が、晩婚化、
いつか結婚するつもりが未婚化していく現状を生み出しているように思います。
しかし、残念ながら、
「婚活」に置いて、年齢というのは、
かなりキーポイントになってしまいます。
恋愛や結婚に積極的か消極的かで結婚するかしないかの大きなポイントになるように考えています。
統計の結果から、
沖縄県の場合、24歳までで10%程度の人が結婚し、
25〜34歳までで約半数の50%程度の人が結婚します。
そして、35〜39歳までは、
24歳までと同程度の10%程度が結婚します。
出会ってすぐにということは非常に稀です。
交際期間もあるので、
35歳以上で出会って結婚する可能性はさらに低いと考えられるでしょう。
積極性と消極性から思考実験をしてみる
男女が200人いると想定します。
男女で半々の100人ずつ。
それぞれを積極性・消極性で分けると、
50人ずつグルーピングしてみます。
どちらかからアピールしないと、
恋愛も結婚も基本的には進んでいきません。
どちらも消極的で、アピールしないのであれば、交際が発展することはないからです。
そう考えると、
積極的な人はアプローチしたり、
たまたま積極的になった結果にトントン拍子に結婚したり、
結婚するには、男女どちらかからのアプローチが必要と考えます。
もちろん、前述のように、
「今はそのつもりがない」
ということで、
積極的な人でも20代を恋愛や結婚に対して消極的に過ごす場合が考えられます。
さて、「既婚者のどちらかが積極的であれば結婚できる」と荒っぽいですが仮定するならば、
若いうちからアプローチする人は、早めに結婚していきます。
誰もが若いうちから恋愛や結婚ばかりを意識しているわけでもないですし、
仕事や友人たちと過ごす時間もあるでしょうから、
ヨーイドンで結婚に至るわけではありませんが、
既婚者のどちらかがアプローチした可能性は高いでしょう。
もちろん、それとなく、なんとなくそんな感じなった人はいるでしょうが、
最終的に、結婚するしないの話になるのは、どちらかがアプローチしなければなりません。
というわけで、
少なからず男女のどちらかが積極的ではないといけないと、
ここでも荒っぽく仮説を立てておきます。
そうすると、男女200人のうち150人が結婚に至る可能性があるわけです。
沖縄の男性の生涯未婚率が75%であれば、
思考実験的には、想定通りの数値になります。
ある意味、何もしなければ、75%程度が通常の数値になるのかもしれません。
ただし、結婚に対する憧れや、
「いずれ結婚するつもり」という人が90%程度いることから考えれば、
若干少ないような気がしなくはないが、
統計調査の結果で、相手からのアプローチを待っている人が6割程度と言われているので、
待っていてもなかなかアプローチされないのは、
あなたにだけ責任があるわけではない。
モテた人ほど危うい
10代や20代の頃に、
異性に声をかけられた経験がある人は、
恋愛や結婚の優先順位を下げがちである。
あくまで邪推も入るが、
その気になれば、いつでもモテる。
その気になれば、いつでも相手がいる。
その気になってまで探すのは格好悪い。
と思っているのではないかなと思うことがある。
基本的に、
恋愛や結婚で年下の異性を望む傾向は多い。
結果的に既婚者で統計を取ると、
男性が2歳年上というカップルが一番多くなり、
初婚年齢の差も男性の方が2歳ほど年上である。
10代・20代に声をかけるのは、
「若さ」というだけの魅力があるからだ。
残念なことに、30代に入った瞬間に、
シンデレラの時計のように、その魔法は解けてしまう。
たった1秒の差でも、
20代と30代では大きな差がある。
40代・50代になれば、なおさらということはなんとなく実感してただけるだろうし、
未婚率の推移を読み解けば、40代以降はなかなか結婚できない現実がある。
(とはいえ、しっかりと結婚する人は結婚していくので諦めないでもらいたい)
・年下を好む
というこの考え方がネックになる。
10代・20代は容姿や性格がそこそこよければ、
同世代から声をかけてもらえるのだ。
若さにはそれだけの魅力がある。
そして、30代、もしくは積極的な40代からお誘いを受けた経験がある人がいるかもしれない。
しかし、30代になるとぱったりとその流れは止まる。
なぜか?
単純な話である。
あなたが、
・30代以上であること
相手が、
・年下を望むこと
そして、前述の話になる。
・積極的な人は早めに結婚する
これが合わさった時に、
沖縄の場合、
20代で恋愛対象なり、恋人がいないと、
30代での結婚はほぼ絶望的だと言っていい。
30代になれば、周りに積極的な異性はいなくなるし、
たとえ、積極的な異性がいても、狙うのは20代までである。
30代まで粘ったのだから、妥協なんてする気はサラサラない。
30代以上の平原にいるのは、草食系か絶食系の男女か、
たとえ肉食系の男女がいたとしても、
30代以上の獲物は狙わないのである。
バカバカしい思考実験ではない
これは、よくよく考えれば、当たり前だと感じることなのだ。
わざわざ30代以上、若くない男女を結婚相手に望むよりも、
せっかく結婚しようと思うのだからこそ、
若くて、元気で、質の良い結婚相手を探すのだ。
「結婚したい」と思って動けば、
自ずとターゲット絞るのは当たり前だし、
誰かやってくると思っていても、
30歳を過ぎたあなたにやってくるのは、既婚者くらいなものだ。
たとえ、会社の同僚といい感じになっても、
大きな企業で働かない限り、破局したことを考えれば、
あまり手を出したくなくなるだろうとは思わないか。
30代未婚の男女よ、心して聞いてほしい。
もしくは、30代を目前にしている男女もそうである。
「30歳を迎えたあなたを、狙う人はもういない。」
もちろん、あくまで思考実験の可能性の話であることは間違いない。
30代でも、40代でも、50代でも、それ以上でも結婚している人はいるのだから。
ただただ知ってほしいのは、
後から後悔しても何も得られないということだ。
仕事を優先すると格好つけて、
恋愛できない言い訳をして、
仕事と恋愛を同時進行しなかったあなたの付けが、
将来のあなたにのしかかる。
若さだけでなんとかなるのは今だけだということは肝に銘じておくべきだ。
モテるのは20代までということは本当に理解しておいてほしい。
結婚した年齢=出会った年齢ではないのだ。
結婚するずっと前に出会っていることがほとんどなのだから。
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