【婚活考】 一生独身を貫き通すと決めたあなたへ
- 婚活先生
- 2017年6月28日
- 読了時間: 3分

既婚でも未婚でも必要なもの
「人は1人では生きていけない」
巷でよく言われることではありますが、
別に結婚しないといけないとか、恋人がいないといけないとかいうことではなく、
友人関係であっても、地域の顔見知りであっても、
人は社会的な生き物なので、人と繋がっていなければ、
普段の生活では困らないものの、
突発なことが起これば、1人だと困ることもあります。
「超ソロ社会」の著者である荒川和久さんも、
「ソロ社会になるのだから、ソロで生きていく力が必要だ」
と力説しています。
ソロとは、未婚だけではなく、死別や離別なども含めた独身者全体を指します。
「人は1人で生まれ、1人で死んでいく」
と言われますが、
人は母親と協力したり、
帝王切開ならば、医療の力を借りて生まれてきます。
死ぬときは基本的に1人ではありますが、
お葬式に参列してくれる人がいれば、1人ではありません。
もし、喪主がいなければ、葬式もないでしょうし、
無縁仏となるかもしれません。
死ぬ時だけではない
まぁ、終活的な話は置いておいても、
「人は1人では生きていけない」
というのは芯を捉えていて、
何かあった時に、頼れる人がいることは生きていく上でとても重要なことだと思っています。
まさにそれが、
「ソロで生きていく力」と言えるでしょう。
結婚しようが、未婚だろうが、
結局は、誰かとコミュニケーションを持てなければ厳しい時代がやってくると感じています。
「隣は何をする人ぞ」
地域の交流が減り、隣の人が何をしている人か分からない状態の上、
プライバシーを気にするあまり、
小さなお節介も焼きにくくなる時代になったように思います。
つまり、地域の中にいて、人と交流するためには、
自分から地域に出ていかなければいけない時代に変化したことを示しているように思います。
そういう点で、沖縄の生涯未婚率が高いのも、
地域力がまだまだ強く、友人関係の結びつきが強いのもあるのかもしれません。
地域という家族や、友人という家族がいつでも気にかけてくれているから、
そういう意味で、ソロでも幸せに暮らしていくことができるのではないでしょうか。
さて、うまく地域に馴染めている人や、
それこそ結婚して幸せな家庭なり、
離婚を経験していても子どもがいれば、それほどソロの不安はないでしょうし、
ソロになったとしても、なんらかの救いがあるように思います。
ソロで生きていく力も、結婚して生きていく力も変わらない
「ソロで生きていく力」
つまり、結婚に頼らず、交際関係を築ける能力があれば、問題はないのですが、
もし、あなたが人に話しかけるのが苦手だとか、
集団の中に入っていくことに躊躇するタイプであれば、
結婚が面倒で、1人で生きているいけると思って、
一生独身を貫き通すと決めたとしても、
歳を重ねて、高齢者になれば、
心身になんらかの障害を追うことは明らかです。
年齢を重ねれば、今のように動くこともできなくなるし、
それこそ、誰かの力が必要になるのです。
今後、ソロの人たちのためにも、
介護サービスやそれ以外に未婚者や独身者向けのサービスが充実しても、
人間関係を築く能力がなければ、結果的にそのサービスを利用すること困難じゃないでしょうか?
今はソロでも大丈夫だと思います。
だからこそ、ソロを貫き通すには、結婚するよりも覚悟が必要なように思います。
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