婚活も「情けは人のためならず」
- 婚活先生
- 2017年7月5日
- 読了時間: 3分

情けは人の為ならず
【情けは人の為ならず】
「情けをかけると、その人を甘やかすことにためになるので、相手のためにならないですよ。」
的な意味で誤用されることで有名です。
本来の意味は、
「情け=人に優しくすることで、
その優しさは巡り巡って、自分のところへ回ってきて、
人に優しくすることは、人の為ではなく、自分の為なんですよ。」
という意味です。
婚活にも「情けは人の為ならず」
結婚相手を探そうと思って婚活をはじめると、
どうしても、できるだけ早く無駄なく結婚したいと思うのは一般的だと思います。
そうすると「一発必中」を狙う思考に迷い込んでしまいます。
目的が決まったのであれば、
そこに向かって一直線に無駄なく効率的に進めたいという気持ちは分からなくはありません。
だからこそ、第一印象で、
結婚相手になるかもしれない出会いを切り捨てている可能性があるのです。
僕は結婚生活に一番必要なものは【相性】だと思っています。
もちろん、お金が大事だとか、容姿が大事だとか、
そういった考えの人もいるかもしれませんし、
それを否定するつもりはありませんが、
幸せな結婚生活を続けていくためには、
コミュニケーションが取れることが大切だと思うからです。
集団の中にいても孤独を感じることもあります。
孤独を感じる時はどんな時でしょうか?
それは、コミュニケーションがうまく取れない時なのです。
孤独を感じるのは、自分が誰の中にも存在していないと感じた時なのです。
そういう意味でコミュニケーションが取れない相手と一緒にいるのは、
社会性の生き物である人間にとって苦痛なはずなのです。
自分にも優しく、相手にも優しく
婚活をする上で、
婚活をしている自分が素晴らしいということは忘れないでください。
だからこそ、自分に優しくあってほしいと思っています。
失恋のような経験をたくさんするかもしれませんが、
それはたまたまご縁がなかっただけなのです。
あなた自身が否定されたわけではないのですから、
自分に優しくあっていいのです。
そして「情けは人の為ならず」で、
相手に対しても優しくあってください。
それは、結婚相手として、
あなたに対して優しくしてくれる相手を見つける近道でもあると考えています。
僕は、子どもに、
「優しくしてくれる人にこそ優しくしなさい。」
と言って育てています。
子ども、子どもだけじゃなく大人だって、
優しい人に対して、甘えて冷たくする人もいます。
逆に、優しくされない方が、
好かれようとして、優しく振る舞う場合もあります。
しかし、本当に良い関係というのはどう言った関係でしょうか?
自分を大切にしてくれる人を大切にできることの方が良くないでしょうか?
僕はそう考えているからこそ、子どもに、
「優しくしてくれる人にこそ優しくしなさい。」
と教えるのです。
結婚相手として、
あなたが優しくして冷たくする人と結婚することはあるでしょうか?
どんなにあなたが、その相手のことが好きで、
いくら優しくしても、見返りではないと言っても、優しさで返してくれない人と結婚するでしょうか。
付き合い始めはいいとしても、だんだんと辛くならないでしょうか。
あなたにとってそれほどピンと来なくても、
あなたの優しさに応えてくれる人の方が幸せになれるのではないでしょうか。
情けは人の為ならず、自分の為に行うものです。
なので、優しくしてみて、その反応を見てみてはいかがでしょうか。
そこで、あなたに優しくしてくれる、優しさを優しさで返してくれる人を見つけるのはいかがでしょうか。
好きな相手と結婚するのも良いですが、
好きになってくれる相手と過ごすことで、
相手を好きになっていくことはないでしょうか。
人に優しくすることは悪いことではありません。
だからこそ、どんな相手であっても優しく接してみるのをオススメします。
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