これからの時代、オススメしたい
- 婚活先生
- 2017年8月16日
- 読了時間: 4分

婚活支援の現場で様子を伺っていると、
男性は、女性性の強い女性を、
女性は、男性性の強い男性を好む傾向があるように思います。
もちろん、
好みはそれぞれですから、
一概にこの通りというわけではないですが、
男性は、愛嬌のある優しい感じの女性に惹かれて、
女性は、決断力と行動力のある男性に惹かれるように感じます。
裏を返せば、
女性的な男性、少しナヨっとして優しい男性や、
男性的な女性、ハキハキと話して行動力のある女性は、
少し距離を置かれてしまうのかなと感じてしまいます。
まぁ、好みなので仕方がないのですが、
これからの時代にオススメしたいのは、
婚活市場においてそれほどの人気がないように感じる、
女性的な男性と、男性的な女性です。
人気がないから、オススメしたいというよりも、
これから、女性が社会で活躍しはじめる時代を想定すればこそ、
お互いの性別による個性にとらわれるよりも、
お互いの単純な個性を大切にしたほうが良いのではないかと思うからです。
社会の変化によるジェンダー(性別的役割)も変化しつつあります。
女性が社会進出して社会で活躍するのもまさにそうですし、
男性が家庭での仕事、家事や育児を期待される時代になりました。
そういった意味では、
昔からの男性的な男性よりも、
女性的な男性の方が良いような気もします。
自分の収入が多く、一人で家計を支えるから専業主婦になって欲しいと思う男性は別として、
共働きを前提とするのであれば、社会の中で活躍するためには、
まだまだ男性社会ということもあり、女性が男性化することも仕方がないように思います。
何度か書いていますが、
我が家は、僕が家庭を、妻が仕事の家庭なので、
旧来の夫婦関係とは真逆の関係です。
僕が女性的かどうかはおいておいて、
女性的な部分はありますし、
もちろん、男性なので、男性的な部分もあります。
妻は、女性なので女性的な部分もあり、
男性的な部分もあります。
どちらがどちらもできる関係性というのは結構便利なものだと感じています。
特に、結婚という名の共同生活を送る上では、
性別に囚われた個性よりも、
性別に囚われない個性の方がずっと柔軟に対応できるように思います。
引っ張ってくれる男性を心強く感じるかもしれませんが、
必ずしも、自分にとって良い判断をしてくれるとは限りません。
自分の決めたことを否定する男性もいるかもしれません。
家事や育児をお願いしようとしても、断ってしまう男性かもしれません。
女性的な男性が家事や育児をこなせるわけではないですが、
少しは耳を傾けてくれて、行動を起こしてくれるかもしれません。
家事や育児は、性別ではなく、経験の有無によるところが大きいので、
男性でも女性でも変わりなくできますが、
やってみようと思うかどうかは本人次第なのです。
一見、強く見える女性に、少し抵抗感を感じてくれるかもしれません。
母親のように優しくしてくれる女性が良いと感じるかもしれませんが、
第一印象だけでも、男性も女性もその奥行きを知ることはできません。
仕事一筋で結婚するタイミングがなかった人の中には、
隙や優しさを見せるのが苦手な人もいます。
女性が社会の中である程度の信頼を獲得するためには、
少々男性的にならざるを得ないこともありますが、
それは、余所行きの姿なので、
余所行きでない姿を見るには少し時間が必要かもしれません。
第一印象なんてのは、恐ろしくあてにならないものです。
第一印象である程度判断してきたらこそ、未婚を貫いてしまっている可能性だってあると言えます。
第一印象が変わった時こそ、その人本来の姿があるのではないでしょうか。
自分が相手に見せるために、第一印象を気遣うのは重要なことですが、
自分が選ぶときには、結婚生活にで何が有利になるか分からないので、
第一印象以外の部分の方が重要なのではないでしょうか。
相手からどう見られるか意識しつつ、 相手に対しては、第一印象よりも、その先に個性に着目するようにできるようになることが、
婚活から成婚するための近道のように思えます。
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