なぜ、親は我が子の結婚を望むのか?
- 婚活先生
- 2017年11月27日
- 読了時間: 2分

「まだ結婚しないの?」とか、
親御さんから催促を煩わしく感じる人もいるでしょう。
親の心子知らずとは言うものの、
結婚を急かされる人がまったく親の気持ちが分かっていないとは言いません。
おそらくは、分かっているのだと思いますが、
3人の子どもを育てる親として、
親の代表とは言いませんが、
自分の思いを書いてみたいと思います。
僕自身は、それほど「結婚」を意識したタイプの人間ではありません。
「恋愛したいなぁ。」と思っていても、
自分に自信のないタイプだった(現在進行形なので、今でも自信のないタイプですが…)ので、
『自分と結婚してくれる人なんていないだろう…』と考えて、
「結婚しなくてもいい。」と思っていました。
親になってみて、
さらに、婚活支援の現場を目の当たりにして、
やっぱり子どもには結婚して欲しいと思います。
もし、それが離婚に繋がったとしてもです。
とはいえ、DVとかならば、困りものですが…
結婚には良いイメージと悪いイメージの両方があると思います。
どちらのイメージの結婚生活を送ることになるかは、
夫婦間のコミュニケーションが重要であり、
やはり、努力は必要なのではないかなと思います。
そんな面倒なことをしてまで、結婚して欲しいと思う気持ちが湧いてきたのはなぜなんだろうと考えるわけです。
親にとって、大人になっても子どもは子どものままです。
しかしながら、寿命からすると、親の方が子どもよりも先立つのが早いわけです。
そうなると、自分と同じように、
いやもっとそれ以上の存在で愛してくれる人が側にいてくれることが安心へと繋がります。
自分がいなくなっても、
我が子を愛してくれるだろう人を、
我が子が見つけて、結婚することで、
親としては安心できるように思います。
他にも祖父母世代が亡くなる年齢になり、
近親者の葬式に参列する機会が多くなりました。
家族葬で数名の葬式であっても、
送り出してくれる人がいることは、
亡くなった人がどう思うかは置いておいて、
我が子を送り出してくれる人がいることも安心です。
親も兄弟もいなくなって、
孤独死の結果、身近な人に葬儀をあげてもらえないと考えると、
親としては、非常に寂しい思いがします。
親として、子どもに結婚を望むのは、
おそらく、自分の代わりになる人が欲しいのではないかと思うのです。
子どもの結婚する自由、しない自由を尊重したいと言う思いとともに、
人生の中で、愛してくれる人が多い方が良いと思えばこそ、
結婚して欲しいなと思うのです。
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