選択肢はたくさんあるが、人生は一本道
- 婚活先生
- 2018年1月2日
- 読了時間: 5分

人は生きている限り選択の連続です。
「する」選択もあれば、
「しない」選択もある。
【しないことを選ぶ】ことは、人が何気無くしていることです。
言い方を変えれば、
「しないことをする」ということです。
つまり、どんな選択肢を選んだとしても、
たとえ、「誰かに指示されて…」という場合であっても、
指示に対して、「YES」「NO」は自分で選んでいるのです。
仕事上の指示なら、断れないと考えるかもしれませんが、
無責任と言われようと【しないことを選ぶ】ことはできます。
もちろん、その職場に居ずらくなるや、
会社を存続するために、やりたいくないこともすることなどを考慮して、
上司の指示に従うなり、転職するなり、いろいろ選択はできるはずです。
さて、
生きていれば本当にたくさんの選択肢はあるものの、
人生の終わりを迎える時には、
回り道や同じような道を歩むことはあるでしょうが、
最終的には、すべての選択の結果が人生の集大成であり、
つまりは、どんなに迷っても、
やり直すことも含めて、人生は一本道です。

どんな人生を歩んだとしても、
結局は一本の道しか選べないものです。
「あの時、ああしていればよかった…」
みなさんも、ご経験があるように、
【後悔先に立たず】です。
とはいえ、
時間を巻き戻してやり直すことはできないものの、
気づいた時点からのやり直しができるのも良いところのように思います。
とはいえ、残念ながら、時間を巻き戻さなければやり直しができないこともあります。
さて、少し【結婚】をテーマに人生における分岐を考えてみたいと思います。
人生の終わりといえば、この世からあの世へ、つまり死です。
自分がどんな死を迎えるのでしょうか。
誰にも見送られる必要はないのであれば、
一人で生きていくのありでしょう。
死の間際に誰かに居て欲しいと思うのであれば、
それなりの準備が必要かもしれません。
介護施設の人で良いのか、それとも家族が良いのか、
人生の最期をいかに迎えるかも想像したいところです。
さて、死後のことはどうでも良いと思う人もいるでしょう。
死んでしまえば、どんなに素晴らしい葬儀をしてもらって、
家族に見送られたところで分からないわけです。
次に考えたいのは死に際の話です。
日本は超高齢社会です。
寿命も延び、人生100年時代とも呼ばれるようになってきました。
とはいえ、いつまでもなんの支障もなく暮らせる訳ではありません。
年を取れば、ほとんどの人が社会生活に支障が生まれます。
つまり、年を取れば、なんらかの支援や介護を必要とする生活が待っているであろうということです。
もちろん、国や地方公共団体の支援も充実すると思いますが、
今、イメージしているように自立した生活から、
支援を必要とする生活へと変化するだろうことは押さえておきたいところです。
また、一人暮らしをすれば、
ちょっとした病気から肺炎になり、
そのまま連絡できないまま、孤独死の可能性を考えても良いように思います。
身寄りがあるということは、高齢になれば重要なことと言えます。
高齢独身者向けのシェアハウスなど、なんらかサービスが充実する可能性も考えられます。
考えなければいけないことは、
【今のままではない】ということです。
今は「結婚が必要ない」とか、
「結婚が考えられない」としても、
数十年後の今を考えても良いのではないでしょうか。
人間というのは不思議なもので、
【家族】を築いてきました。
結婚して子どもを授かる家族の形だけではなく、
地域社会という家族も築くこともあります。
ヒトは社会性の生き物と呼ばれることがありますが、
積極的に家族をつくるのは人間の性なのかもしれません。
婚活支援をしてはいますが、
「結婚」という家族の形にこだわる必要はないと思う反面で、
「婚姻届」という、たった紙一枚の契約が、
家族がいるという安心を生み出してくれるようにも思います。
いつか結婚するだろう。
いい人がいれば結婚すればいい、そうでなければ結婚しなくてもよい。
というのは、少し短絡的な考え方なのかもしれません。
子どもはいなくてもよいと思っていた人が、急に子どもが欲しくなり、
婚活をはじめる人もいます。
結婚なんて考えられなかった人や、結婚する気がなかった人が、
急に結婚しようと動き出すことがあります。
もちろん、逆もあるでしょう。
どうしても結婚したいと思っていた人が諦めたり、
結婚願望自体が無くなることもあるでしょう。
つまり、
今の選択が常に変わらず、
人生の最期を迎える人は少ないように思います。
人生というのは、自分の選択だけではなく、
他者の選択も関与してきますから、
なかなか計画通りというわけには行かないものです。
「いくつごろには結婚していたいな…」
と思うのであれば、
いつ頃に結婚相手になるような人がいて、
いつ頃までには、その相手に出会っていないかを想像する必要があるように思います。
一旦、社会に出てしまうとなかなか思い通りにいかないことばかりのように思います。
そんな中で、何を選択するかによって、
人生の最期が決まることは、やはりじっくり考えるべきことのように思います。
最後に、
「結婚」だけについて言えば、
いつでもできるものです。
なぜなら、相手がいて「婚姻届」に必要事項を記入し、押印して、役所に提出するだけだからです。
「妊娠・出産」には、タイムリミットはあると言い切ってもよいでしょう。
しかしながら、「結婚」はいつでもできることだけは、心に留めておきたいものです。
ただ、動きやすい時期、結婚しやすい時期はあることは頭の片隅に。
Comentários