目で見る沖縄県の独身者 男性編
- 婚活先生
- 2018年1月8日
- 読了時間: 3分
今回は、「目で見る沖縄県の独身者 男性編」です。
女性編はこちらから。
女性編でも紹介済みですが、
人だとあまりにリアルかなと思うので、
独身者をりんごに見立てて、
沖縄県の未婚率・婚姻率を元に可視化してみました。
今回は、2015年の国勢調査の結果を元にした女性の独身者の様子を紹介しようと思います。

さて、日本では結婚できるのは、
男性は18歳からですから、
18歳の男性は、当然のようにすべて未婚ということになります。
ここから沖縄で婚活を開始しはじめる人が多い30代から、
生涯未婚率の基準となる50歳を含む50代前半までの様子を可視化していきます。

男性は、生涯未婚率が全国的に一番高いと言うこともあり、
30〜34歳でもおよそ4割が未婚という状況です。
死別や離別を経験した結婚経験のある独身者を含めれば、およそ半数の男性が独身だと言えることになります。
つまり、この年齢の男性の2人に1人が独身ということになります。

続いて、35〜39歳になると、およそ1割の人が結婚していきます。
男性は、30歳後半まで未婚率のなだらかな現象がみられます。
女性編でも紹介しましたが、
結婚まで交際期間の平均が4年と少しですから、
30歳前半で結婚相手と出会っていることが望ましいでしょう。
女性編との繰り返しになりますが、
婚活で出会えば、交際期間も短縮されるでしょうから、
あまり悲観的になる必要はないですが、
楽観的になりすぎるのも危険なような気がします。
男性の独身者は、未婚者と合わせて、4割となります。
5人に2人が独身ということになります。

40〜44歳になると、
生涯未婚率もほぼ全国的に上位になってきます。
また離婚や死別による独身者も増えてきます。
女性とは、異なり男性の死別・離婚による独身者は少なめです。
考えられる要因は、女性の死亡率が低いのか、
一度結婚した男性の再婚が多いことが想像できます。

45〜49歳になると、
男性の生涯未婚率が顕著になってきます。
婚姻率は6割超で、
死別・離別による独身者も1割弱ですから、
未婚者が多いことになります。
結婚の条件に「初婚」を望む女性にとっては、
沖縄県の独身男性は割合が多いことになるので、
ある意味ではメリットと言えるのかもしれません。

50〜54歳になっても、
未婚者は4人に1人ですから、
結婚相手の条件の一つに「初婚」を考えている人にとっては、
朗報なのかもしれません。
独身者の中の、未婚者と死別・離別による独身者の5対2程度。
7人の独身者がいれば、未婚者が5人いることになります。
沖縄県で、50歳以上の独身男性を見かければ、
ほぼほぼ未婚者といってもいいのかもしれません。
ここで婚活者以外に知っておいてもらいたいことは、
沖縄県で男性が結婚するのはかなりハードルが高いという現状があるということです。
つっこんで話をするならば、
沖縄県の男性にとって、「いずれ結婚するつもり」というのは、
かなり難しいということです。
一度結婚したことがある人は、再婚して結婚するものの、
一度も結婚経験がない場合は、「いずれ」という希望的観測では難しいというのが、
僕なりの回答です。
男の子のいるご家庭の方にはよく知っておいてもらいたいのは、
男の子に「いずれ」を期待するのは難しいということです。
裏を返せば、
何もせずに結婚するのが難しいので、
何もせずに今まで未婚だった男性は、
沖縄県ではそれほど珍しくないということです。
一人ひとりが努力しなくても、
周りが相手を探してきてくれた時代は過去のものになりつつあります。
かといって、親が親族が頑張ればいいという時代でもありません。
結婚を考える男性それぞれが、
30歳頃を境に真剣に婚活を始める時代が来ているのではないでしょうか。
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