恋愛感情ゼロから始める結婚生活
- 婚活先生
- 2018年2月7日
- 読了時間: 3分

「Re:ゼロから始める異世界生活」というアニメが少し話題になりました。
略して「リゼロ」と呼ばれています。
今回は、
「恋愛感情ゼロから始める結婚生活」なので、「レゼロ」と言ったところでしょうか?
まぁ、分かる人分かるようなお話でした。
さて、2016年末の冬ドラマで話題になったのが、
「逃げるは恥だが役に立つ」、「逃げ恥」です。
新垣結衣さん演じる森山みくりと、
星野源さん演じる津崎平匡が、
「恋愛感情抜き、お互いのメリットだけの【契約結婚】」行うというのが、
このドラマの一番本流のストーリーです。
ある意味、親族を騙す偽装結婚であり、
みくりは家政婦として給料をもらい、
独身の平匡の家に住み込みで働くような形になります。
主婦業を経済活動と見立てて、しっかりと報酬をもらうという、
雇用主と従業員の関係でストーリーは始まります。
ドラマを見ていた方は分かると思いますが、
不思議な共同生活を行ううちに、
お互い距離は近づいていき、恋愛感情のようなものが芽生え始めます。
結婚するとも思わなかった相手との共同生活が、
恋愛対象なのかどうか曖昧な、
どちらかといえば、恋愛対象と変わっていく姿が描かれていたように思います。
恋愛結婚では、「好きになった人と結婚する」というのが定石で、
結婚の流れってこれしかないように感じているように思うかもしれません。
未婚者の中には、
「好きな人ができなければ、ちょうどいい人がいなければ、結婚しなくても良い。」という人も少なくはないように思います。
まぁ、結婚がそれほど自由な権利になり、
わざわざ結婚することにそれほど積極的にはなれないようにも思うのです。
「逃げ恥」で描かれた結婚観は、
「結婚してから、夫婦としての取り決めをし、お互いを知っていく。」という、
実は、昔からある考え方でもあり、
恋愛結婚であっても、
「結婚はゴールであり、スタートであるので、結婚してから夫婦間の関係を築く」ことも重要です。
恋愛結婚であろうと、婚活結婚であろうと、
結婚してから、お互いのことを知りながら、夫婦の仲を深めていくことは大切なことです。
そういう意味では、
「逃げ恥」で描かれた恋愛プロセスは新しいようで、
実は、昔から当たり前のようにあったものであって、
つまり、
「好きな人と結婚する」という価値観は比較的に新しいものなのです。
新しいから悪いわけではなく、
昔から変わらないものも大切だということです。
婚活先生こと、僕の結婚観は、「逃げ恥」のそれと近いかもしれません。
家族のことを夫婦も含め「共同生活者」と考えています。
この「共同生活者」がいわゆる「家族」なのです。
「家族」を「共同生活者」とするのはなにやら冷たく感じるかもしれませんが、
多くは求めない、相手のできることとできないことを見極める、自分のできることは率先してやるなど、
夫や妻といった男女間の役割や親子間の役割にとらわれないという点においては、
僕と妻はこの方法が最適だと考えています。
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