婚活の教科書 【01】高望みスパイラル
- 婚活先生
- 2018年2月27日
- 読了時間: 5分

婚活の誤解とか解いたり、婚活の歴史みたいなものに触れたりと、
なんとなく、それっぽい話をして、
信用してもらってから進める方が効率的なのですが、
このサイトに辿り着いている人は、
そんな内容は読み飛ばしたい人だと思うので、
あえて省きます(笑)
ちなみに、このブログのどこかにそう言ったことは書いてありますので、
お時間があれば、だらだら読んでもらえると嬉しいです。
1記事1記事丹念に書いております。
ちょっとワークショップ風に進めてみます。
自分が求める相手の条件を書き出してみる
婚活をするに当たって、婚活対象の条件を決めることは当然のことです。
結婚相手は唯一選ぶことができる人間の家族です。
(ペットも選べますが、ペット側に拒否されることはないので、婚活よりも楽ですね)
だからこそ、結婚を目的として活動するからこそ、
【容姿】【条件】【相性】を求めるのは当たり前のことでいいと思うわけです。
ちなみに、【容姿のいい人】【条件のいい人】【相性のいい人】を、
婚活における「三大いい人」と呼んでいます。
さて、【相性】というのは、
共に過ごす時間や、共通の話題があってこそ分かるものですから、
婚活という短時間の場で【相性】の良し悪しを知るのは難しいでしょう。
そこで、出てくるのが条件ですね。
この場合の条件は、【容姿】や【条件】のことです。
いくつか例をあげて見ましょう
【容姿】
・体型 (太っている・普通・痩せている)
・身長 (高い・普通・低い)
などなど、いわゆる見た目によるものです。
【条件】
・結婚歴 (初婚・再婚・子連れあり)
・年齢
・年収
・職業
・喫煙歴
・飲酒の程度
などなど、その人のステータスに関わるものです。
ちなみに、【相性】という観点では、
・性格
・趣味
なども含まれますが、
なかなか相性だけで決めるのは難しいところです。
こういったものを参考に、
あなたが結婚したいと思える相手の条件を、
一度、しっかりと書き出すことが大切です。
これを客観化と言います。
少し時間を使って、丁寧に取り組んでみて下さい。
さて、あなたの婚活相手に求める条件は完成したでしょうか。
厳しい条件をたくさん増やすと、
結婚相手として選べる人の絶対数が減ります。
これを【ストライクゾーンが狭くなる】と言っています。
それでは、条件を緩和するとどうでしょうか、
【ストライクゾーンが広くなる】けれどもしっくり来ないかもしれません。
ここからがポイントです。
今見ているメモなりを、
180度反転させて見ましょう。
相手があなたに求める条件になる
男女の差がないとは言いませんが、
同じ婚活者ですので、
自分が先ほど洗い出した相手に求める条件を自分に突きつけられた時に、
あなたはすべてをクリアできているでしょうか?
ここが重要なポイントです。
婚活している相手、つまり異性を理解するということに繋がります。
その条件リストを見て楽勝だと思う人は結婚が早いかもしれません。
逆に、自分には厳しいという人は結婚が難しくなるかもしれません。
高望みスパイラル
恋愛によって成就する結婚、つまり、あまり結婚を意識せずにする結婚を、
結果的に結婚する【結果型結婚】と呼んでいます。
逆に、結婚を意識して、結婚を目的に出会ったり、自分磨きをして、
結婚に至る結婚を【目的型結婚】と呼んでいます。
結果型は、なんとなく結婚していくことがほとんどです。
対して、目的型の場合、「いい人と結婚したい」と思うのは当然でしょう。
特に、友だちの紹介など知り合いの第三者が紹介し、金銭的なものがかからない場合は、
それほど、深く考えないのかもしれませんが、
婚活イベントやネット婚活、結婚相談所になると、
婚活費用が発生することと、
選べる相手がたくさんいるだろうという思いから、
少しでも「いい人」を探したいと思うのも仕方がないことのように思います。
さて【高望みのスパイラル】については、
例えば、あなた自身が見返して、少し高めの条件を設定している人は、
さらに、高めの条件を設定している可能性があるということです。
分かりやすく年収だけで例えましょう。
あなたが年収200万の人を条件にしたとします。
年収200万の人の条件は年収250万かもしれません。
基本的に自分よりも優れた人を選ぼうとする傾向があるために、
高望みによるミスマッチング【高望みスパイラル】が起こります。
条件の上限と下限を幅広く設定しておく
一般的には、結婚相手に望む上限の条件を設定しますが、
それでは、ストライクゾーンが狭まり、しかも「高望みのスパイラル」によるミスマッチングが予想されます。
なので、下限も設定しておいて、ストライクゾーンを広めにとっておくことも重要です。
ここで大事なことは、あなたが設定した条件だけでは測れないことはたくさんあるということです。
人は、【容姿】【条件】とちょっとだけの印象による【相性】だけでは測れません。
設定した条件以外にも、その人の人柄の良さによって、
下限の条件が解消されることだってあることなのです。
特に【容姿】に関しては、歳を重ねるごとに変化するものです。
【条件】にあげた喫煙、飲酒だって努力で変化することもあるでしょう。
ここで気が付いて欲しいことは、
【相性】というのはなかなか変わらないということです。
もちろん、結婚して変わるとか、子どもができたら変わる場合もありますので、
まったく2人の関係性が変わらないとは言いませんが、
人の根本にある性格や相性などはそれほど変わらないように思います。
もちろん、【相性】というよりも、
「夫婦関係」「家族関係」は築いていくものですから、
そういう意味で、【相性】を維持することには努力が必要かもしれません。
まず、自分を知ることで、相手を知る
変な話に聞こえるかもしれませんが、
婚活している人は、だいたい同じ考えなのです。
そして、まず、自分を知ることで、
相手も似たような考え方をしているんじゃないかなぁと思ってみることは大切なことです。
思いやりとは、相手の気持ちを想像することです。
つまりは、このステップで、相手を思いやることを獲得できれば、
結婚生活でお互いに大事にできるパートナーになれるはずなのです。
Comments