結婚って不思議なもの
- 婚活先生
- 2018年5月14日
- 読了時間: 4分

婚活をやっていると、
「結婚ってなんだろう」という迷宮に迷い込むことが多々あります。
僕も婚活支援に関わり、婚活のことを書くことになって、
「結婚ってなんだろう」と考えることが多くなりました。
「結婚なんて紙切れ一枚の契約」なんて言い方をしたり、
国の制度と言ったり、
はたまた「結婚は人生の墓場」なんていう人もいたり、
本当に結婚って不思議なものだと思います。
制度がなくとも、社会のモラルのようなものとして「結婚制度」はあって、
ある意味、相手を独占するという意味合いは強いように思います。
結婚指輪をしていれば、既婚者だと分かるし、
結婚指輪の文化が日本に入って来る前は、既婚女性はお歯黒にしていました。
まぁ、男性は特に既婚者だと分かる印はなかったわけですが…
ただただ、動物の本能としてつがいになって、遺伝子を後世に残すだけなら、
「結婚」という枠組みは必要ないはずです。
そういう意味で、どの国でも「結婚」という文化があるのは、人間の面白いところなのかもしれません。
法整備されているところであれば、
一夫一婦制や、一夫多妻制、多夫一婦制などいろいろあるようですね。
法整備されていない国だったり、民族であっても、結婚や祝言などはあげる文化は世界各地にあります。
どこの国でも基本的に結婚を祝うわけですから、めでたいことだと言えるでしょう。
日本や沖縄などは「血を継ぐ文化」のイメージも強いですよね。
家系とか血族が尊重されるという意味でも、
とても結婚について文化的に重要視されているように思います。
さて、婚活者が迷宮に入る「結婚ってなんだろう」は、
「こんなに苦労してまで結婚する必要ってあるんだろうか?」
「別に結婚なんてしなくてもいいんじゃない?」
「つまり、結婚ってなんなの、そんなに重要だっけ?」
と見つめ返すことです。
僕も婚活についていろいろと情報発信しはじめて、
「結婚ってなんだろう」と原点を探ろうとしましたが、
「結婚とは何か」という答えに出会えることは未だできていません。
こういう情報発信しておきながら、
結婚してもいいし、結婚しなくてもいいと思っています。
それが自分で決めたことであれば、自分の人生に自分で責任を持てばいいとは思っています。
ただし、「結婚しない」と決めたはずが、
「結婚したい」と思うようになることだってあるので、
よくよく「結婚」について考えた上で、決断し覚悟はしてほしいなとは思います。
覚悟とは「絶対に結婚しない覚悟」ではなく、
「結婚したくなった時に、若い頃よりもずっと結婚が難しくなる覚悟」です。
そのためにも、こまごまと情報発信しているわけです。
本当に調べれば調べるほど「結婚」というのは不思議なものなのです。
結婚しなくても子どもを授かることはできますが、
世界的にもそれほど歓迎されることはありません。
父親と母親がいること良いことだとされる風潮はあります。
いろんな事情でひとり親世帯よりも、2人で子育てする方が柔軟という発想もありますが、
ワンオペ育児など、結婚したからと言って、2人で家事・育児が分担できるとは限りません。
とはいえ、子どもあたりの大人が多い方が楽だとは思います。
その最たるものが「旦那元気で留守がいい」でしょうか(笑)
どうせ、家事も育児もしないなら、お金だけ持ってきてくれればいい。
世界的に見て「結婚」という文化はあるけれど、
男女が「結婚した」と表明する程度で、結婚感はさまざまです。
沖縄ではどうかというと、
やはり沖縄独自の文化の影響はあっても、
夫婦関係も家庭もさまざまです。
「結婚」は「愛情」に似ていいて、非常に曖昧なもののようです。
そんな曖昧なものでも結婚は、人によっては居心地の良い場所であり、
また、人生の墓場と表現するような居心地の悪いものになるかもしれません。
いろいろ考えれば考えれば、
みんなが当たり前のように知っているはずの「結婚」がよく分からないものになっていくように思います。
本当に不思議な文化だと感じます。
「結婚ってなんだろう」の答えは、結婚した後に自分の中に分かるものじゃないでしょうか?
見たことのない風景を見るような感覚で、
そこで実感したものが「結婚」なのではないでしょうか。
絶対にしないといけないわけではないけれど、
人は新しい世界を見るために新しいチャレンジをするように、
「結婚」というのはそういうものなのかもしれません。
最後に、今までの話をなかったことにするようなまとめをしますが、
結婚がどうかなんて考える必要なんてまったくない!
そんなこと考えずに結婚したければすればいい!
きっと考えても考えてもこの迷宮から抜け出せることはありません。
ある意味で、「結婚ってなんだろう」と考えはじめたときに、
結婚しなくてよい言い訳を探しているだけなのかもしれません。
呼吸するように結婚できれば、こんな悩みもないだろうに。
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