ゆずれないものはなんですか?
- 婚活先生
- 2018年6月22日
- 読了時間: 4分

婚活をはじめる際に、
理想のパートナー像や、相手に求める条件を想定します。 誰でもよいと思っていても、どこかで基準をつくるからこそ、 結婚とはうまくいかないわけです。
理想のパートナー像や相手に求める条件を明確にしておくことはとても大事なことです。 ただし、すでに「ん?」と思っている人もいるかもしれませんが、
あまりにも高い理想や厳しい条件では、ヒットする相手が現れるまでに時間がかかる、
もしくは、永遠に会えないかもしれません。
理想や条件だといくらでも出せてしまいます。
そして、理想や条件を増やしていけば、どんどん非実在バートナーが出来上がってしまいます。
理想や条件を明確化する際に気をつけるべきことは、
【ゆずれないもの】にフォーカスすることです。
できるだけ早く結婚したいなら、1つに絞ることもよいですし、
そこそこ時間があるのであれば、3〜5つにくらいにするのも良いかもしれません。
結婚において【ゆずれないもの】を考える時に、
少し頭において欲しいなと思うことは、
「欲しいものほどなくてもうまくやっていける」
深層心理の話になりますが、
欲しているものというのは自分に足りていないと感じている場合が多いのです。
その足りない部分をまかなってくれるパートナーを欲するわけです。
これは、ものや才能も同じ原理です。
心から望んでいるものほど、自分に足りないと感じています。
しかしながら、裏を返せば、自分がその状況にいるということです。 つまり、悲しながら耐性は出来上がってしまっているので、
その一番欲してるだろうものがなくても、案外満足できてしまうだろうと想像できます。
もちろん、愚痴や不満は出るでしょうが、 結婚生活を破綻させるほどの大きな問題は生じない可能性が高くなるように思います。
自分が貧困家庭に育ったからこそ、
年収を高い相手を選びたいと思って、
結果、年収の高い相手と暮らし始めたら、
経済的不安を払拭できますが、相手のお金の使い方に温度差を感じてしまうかもしれません。
貧困家庭に育ったから貧困家庭で育った人をパートナーに選びなさいというわけではないですが、
貧困家庭には貧困家庭の楽しみ方があります。
そういう意味では、同じような価値観の人のほうが、経済的に苦しくても夫婦生活はうまくいくんじゃないかなぁという、
これは、あくまでも机上の空論にすぎませんが、
僕はそう思ってしますのです。
僕の条件は、「一緒にいて、楽な人」がゆずれない条件でした。
生まれ育った家庭は、お互いにちょうど良い程度に無関心でありながら、 ちょうど良いくらいに関心があります。
お互いに無理のない範囲で気を使いつつ、それを見せないようにする家庭でした。
なので、仕事などで家庭に戻ってきてホッとできる家庭がいいなと思っていました。
理想の結婚像を想定する時に、
あなたの家庭生活において、違和感を感じずに生きてこれたこと、 実は理想や条件に出にくい部分ほど、きっとあなたには当たり前のことなのです。
あなたにとって当たり前のことを、ほぼ同様にできる人ほど結婚するのにちょうどいいのではないでしょうか?
結婚するとお互いの家庭のしきたり・文化におけるカルチャーショックが起こります。
それこそ、目玉焼きに何をかけるのか、ケチャップなのか、醤油なのか、ソースなのか、そのほか別のものなのか?
こんなことは日常茶飯事で起こります。
どんなに似ていると思っていてもやはり違うものです。
ゆずれないものを決めておくということは、 それ以外のことは多めに見るということです。
僕が婚活を始めたなら、 なんか話していて楽しいな、楽だなという人を選ぶと思います。
そこに容姿や年収はどうでもいいと思うのです。
まったく、気にしないとは思いませんが、 どうしてもゆずれないものを持っていれば、 減点対象もそれほど気にならないようにすることもできなくはありません。
ものすごいかっこよくて、話もうまいけれど、 ちょっとおっちょこちょいで、年収が少ない。
というのがあったとしてら、結婚は総合点で考える場合があります。
ある人は「笑えるポイントが同じならいい」という話もしていました。
そう結婚して始まる生活は、新しい生活なのでズレが生じて当たり前なのです。
しかし、同じところで笑えたら、許せるのであればいいじゃないですか?
自分が家にいて、当たり前だと思っていることを、ゆずれないものにして見るのはどうでしょうか?
僕は、別に年収が必須条件でもいいと思っています。
結婚は自由なので、どんな目的で結婚しようと思うかは人それぞれです。
さて、あなたのゆずれないものはなんでしょう。
自分が家庭にいて、居心地が良かったものはなんでしょう。
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