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どうして結婚できないのか?

  • 婚活先生
  • 2018年7月28日
  • 読了時間: 4分

「婚活すれば、すぐに結婚できるんじゃないの?」

そう思いませんか?

まぁまぁ、ナンパや男女の集まる場に行くだけじゃ難しいと感じるかもしれませんが、 婚活パーティーや、それこそ、結婚相談所にいけばそれなりの相手を見繕ってくれて、 その中から選べばいんでしょと思ってしまいませんか?

いや、それ以前に、 結婚できる運命であれば、運命的な出会いがあるだろうし、 そんな出会いがなければ、結婚しなくて良い運命なんだろうと思っていませんか?

僕も妻と出会ったのが19歳で「結婚」はできたらすれば良いくらいのものでした。

運良く学生時代にお付き合いをはじめ、結婚することになったので、 妻と出会っていなければ、 『別にいい人がいなければ、結婚しなくてもいいや』なんて思っていたかもしれません。

まぁ、これはタラレバの話なので、 運良くいい人と出会って、結婚していたかもしれないし、 婚活をしていたかもしれないし、 結局、どうしていいか分からず、成果の望めなさそうな努力はやめて、仕事一辺倒かもしれません。

婚活の難解なところは、婚活を始めたら必ず成果が出るとは限らないということです。

婚活業界における不都合な真実です。

少しわかりやすく例えましょう。

高校受験や大学受験を経験した人はいるんじゃないでしょうか?

結婚相談所と塾は似ているのです。

塾に通うきっかけというのは、

自分の志望校に向けて、学力が足りないから勉強するわけです。

自分の学力に合わせた進学先こそ運命だと進学した人は少ないのではないでしょうか。

塾に通わずとも、自分の行きたい進学先に合格するために受験勉強したことでしょう。

自分の希望する進学先に合格するために勉強することを嘲笑う人はいなかったはずですし、 逆に、受験勉強は当たり前で、受験勉強しない方が不思議がられたのではないでしょうか?

受験は将来の仕事に関わってくると言われれば、必死になるのは当然かもしれません。

その点で、結婚というのは、人生には関わるけれども、

生きていくために必ず必要なものとは限らない点で大きく違います。

学歴だって、将来の仕事を必ず約束してくれるわけではないけれど、 一縷の望みに賭けて、よりよい進学校を努力して目指すわけです。

さて、婚活を見てみましょう。 今の自分にあった人を探す人はほぼいません。 なぜなら、受験のように自分と学校ごとに偏差値があって、 目に見える指標がないからです。

自分の恋愛偏差値と、相手の恋愛偏差値の差が分かりにくいのです。

大体の場合ですが、高嶺の花を望む傾向があります。

「結婚に妥協はしたくない」

まさに、ここです。

受験の時には分かりやすい指標があります。 どんなレベルの人が受験するか分かるからこそ、 落ちないように勉強するとか、妥協して一つランクの低い学校を受験するのです。

受験の場合、ランクを下げたことによって得られるメリットもあります。 ギリギリラインで合格するということは、最底辺からのスタートで、 常に努力し続けなければ、学習進度についていけません。

一つランクを下げるだけで、トップクラスのスタートになる場合があります。

そうすることで、たくさんの努力をせずとも、最底辺になることはほぼありません。

結婚に置き換えてみましょう。

自分が背伸びしなければいけない相手と結婚すれば、妥協はしなくてすむかもしれませんが、 同じ視線になるまで背が伸びるまで、背伸びを続けなければいけません。

背伸びしなくて良い人であれば、案外楽に付き合えるかもしれません。

ここで大切なのは、まったく努力しないというのは少し違います。

お互いに思いやりと気遣いは、コミュニケーションとして重要なことではあります。 一つランクの下げた学校に進学しても、努力が必要なのと同じです。 限界を超えた努力が必要なのか、ほどよい努力でよいのかの差だと思ってください。

婚活をしても、上ばかり見ていてはいけないのです。

妥協したくないのであれば、まず、上を見るのではなく同じ目線になれる努力が必要です。 もしくは、自分の横を見てみることも大事です。

結婚する時、結婚した後の結婚生活において、 歩幅が違うとお互いに歩幅を合わせる努力が必要なのです。

なかなか結婚しないのは、 塾に行って、何もしないのと同じで、 婚活の場に行って、満足してしまって、 自分への努力を怠ってしまうからなのです。

婚活のために自分を成長させることは、決して婚活だけに役に立つことではありません。 コミュニケーションとは、相手も自分もお互いを心地よくあるための技術です。 学習塾の勉強は、社会にでるとほぼ役に立たないことが多いですが、 婚活で身につけるものというのは、人間関係を良好にすることが多いので、 社会で還元できることがたくさんあるのです。

究極を言えば、

今まで結婚する機会があったり、結婚する機会があっても結婚できなかった自分である限り、

やはり結婚できないことは自覚すべきことなのだと思います。


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婚活先生 山下幸二の

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