戦略的婚活のススメ 「結婚相手の条件」
- 婚活先生
- 2019年2月1日
- 読了時間: 6分

結婚の目的を確認、もしくは再確認できたら、
次にやるべきことは、
その結婚を目的を達成するための条件を洗い出すことです。
もし、経済的安定が欲しいのであれば、
結婚相手に求める年収はいくらなのか。
ここで注意しなければいけないのは、
年齢相応の年収になっているかや、
年収も何かあったら変化するということです。
もちろん、レアなケースと言えるとは思いますが、
僕が妻と結婚した時は、
教員採用試験に合格していましたし、
数年間は正採用の教員として働いていました。
しかし、体調を崩したことと、子どもを3人授かったことで、
現在は主夫として家庭を支えています。
はじめは年収があったものの、
子どもが生まれてから旦那の年収が0円になったということです。
それでも、妻は理解してくれていますし、
今の生活に満足していると言ってくれています。
容姿については、どこまで重要なのか?
ちなみに、容姿は年齢とともに変化しますので、 第一印象はとても大事なので、
マナーとしての身だしなみには気をつけてもらいたいですが、
容姿ばかりに気をとられると大事なことを見落とすようにも思います。
しかし、かといって、綺麗な人と結婚する、かっこいい人と結婚することが目的なのであれば、
十分に条件として項目に加えて良いと思います。
経済力や容姿に関して重要視したい気持ちも分かります。
経済力に関しては、
雇用終身制がそれほど強く反映されなくなったとはいえ、
若い時に年収は低め、年齢を重ねれば徐々に高くなっていくでしょう。
若くて年収が高い人は、ほぼほぼいないことは覚悟しておきましょう。
沖縄の
平均年収は379.2万円
年収中央値は331万円
月収は23.7万円
ということです。
(参考:https://heikinnenshu.jp/todofuken/okinawa.html#chapter1)
年代別平均年収は、
20代で255.1万円
30代で326.4万円
40代で384.3万円
となっています。
平均年収は高額年収所得者によって、偏っていることが多いので、
一番多い層は、厳しめにみて二割減で想像するのがちょうどいいでしょう。
つまり、
20代だと200万くらい、30代で260万くらい、40代で300万くらいと考えると、 よりリアルな一般人の年収が分かるのではないでしょうか?
中央値が331万円ということは、
多い人から、少ない人のちょうどの真ん中の人が331万円ということなので、
40代でも年収300万円を下回る人が多くいるだろうことは容易に想像できます。
婚活の場でなくても、
若いこと、年収が高いこと、安定した仕事、容姿が良いことは結婚相手として選ばれやすいので、
婚活の場にこういう人たちがわざわざ出てくるかというと、
よほど内気か、口下手、異性とのコミュニケーションが苦手の草食系ということも想像しても良いと思います。
もちろん、この想像が全てではありません。
容姿については、沖縄県は生活習慣病で亡くなる人がワースト3位で、
沖縄の平均寿命を引き下げているのは、
30代40代の死亡率が高いことがあげられることがあります。
つまり、30代40代のいわゆる婚活世代は、ぽっちゃりが多いし、
逆に20代ですらっとしていても、ぽっちゃりする可能性があるということです。
もちろん、健康のために健康的なスタイルを保つことは大事です。
しかし、容姿のいい人だけ探していると、
なかなかいないことと、
年齢によってスタイルが変わることを見落としがちになります。
年収・年齢・容姿というの婚活の条件として上がってきやすいものです。
誰でも良いわけではないし、選べるのなら好条件の方が良いに決まっているので、
こんな条件は抜きにしなさいとは言いません。
しかし、条件が高ければ、長く険しい道のりになる覚悟は必要です。
簡単に思い通りに結婚相手が見つかるなんてことはほぼほぼないのです。
それ以外にも、よく話す人がいいとか、あまり話さなくてもいいので落ち着く人がいいとか、
禁煙者がいい、お酒はちょっと嗜むくらいがいいなどなど、
相手に求めたい条件はたくさんあると思います。
目的と同様に、どんな条件でも良いと思います。
特に婚活を知らないのであれば、一応、あらゆる条件を吐き出してみた方がいいのかなと思いますし、
婚活しながら変えていくことは、婚活の目的と同様でありありなのです。
性格や生活習慣は結婚してから変わっていくこともあります。
結婚すれば、人から刺激を受けながら暮らすことになるので、
性格がまったく変わらない人はいないのではないかなと思います。
それが良い方に変化するのか、悪い方に変化するのを予測するのは難しいことです。
しかしながら、持って生まれた個性というのがあるので、
よほどのことがなければ大きく変化しないだろうとは思っています。
条件があると、結婚の目的と同様に、そのすべてに当てはまる人を探してしまいがちですが、
もしも、自分がリストアップした結婚相手に求める条件で、
自分自身がチェックされたらどうか考えてみてください。
もしかしたら、こんなに求められても無理だと感じるかもしれませんし、
なんて欲張りな人なんだろうと思うかもしれません。
せっかくの婚活なので、できるだけ高い理想的な相手を見つけたいと思うのは当然ですが、
その条件に当てはまる人があなたを選んでくれるかどうかも想像してみてください。
とはいえ、とりあえず、結婚相手に求める条件、
結婚の目的や理想の結婚生活を実現させるために必要な条件を炙り出してみるのです。
たくさんでも構いません。
少なすぎても、実際、それをクリアしても結婚なんかしないものです。
たくさん出した後に、見直しをすることが大切です。
自分の結婚の目的をともに達成してくれる結婚相手の条件で必要不可欠なものは何か?
タバコを吸うにしても、ベランダの換気扇下で吸うホタル族もいます。
あなたが嫌なことに対して、お互いに納得した解決策が見つかるかもしれません。
それでもどうしてもタバコを吸う人はダメで、
それ以外で条件を満たすようならば、タバコだけはやめてほしいというのも1つです。
一緒に暮らしてしまえば、タバコが気にならなくなるかもしれませんし、
妊娠の時は、席を外してもらうだけで解決できる子だってあるのかもしれないのです。
結婚相手に求める条件はたくさん出していいと思います。
ただし、交通整理が必要で、
必要不可欠なものを洗い出しておいて、
目的と同様に優先順位をつけることが大事ではないでしょうか。
結婚すれば、相手の知らない姿を見ることもあります。
惚れ直すこともあれば、呆れてしまうこともあるかもしれません。
それでも、離婚せずに結婚生活を続けていける人たちは、
お互いに努力して歩み寄りながら、1つひとつ問題を解決していくのではないでしょうか。
すべての既婚者が100点満点の人と結婚したわけではないはずです。
今でも、50点だと思いながら結婚生活を続けている人もいれば、
結婚生活を通して、100点満点で結婚していたいと思っていたのに、
いつの間にか200点くらいになった人もいるかもしれません。
婚活のゴールは結婚ですが、
結婚は結婚生活のスタートにすぎません。
だからこそ、あなたが思いつく程度のことは、
結婚してから浮かび上がる問題に比べてたらとても小さなことであることがよくあります。
結婚の条件は、結婚の目的と同様に見通しをよくするものです。
そして、囚われ過ぎると大切なものを見落とすものでもあります。
理論的に条件を並べておくことは、あくまでも迷った時に羅針盤にすぎません。
直感で、すべての条件は抜きにして、この人でも良いと思う人が現れれば、
条件なんて捨ててしまっていいものなのです。
結婚の目的も、結婚相手の条件も迷った時に使うもので、
迷わしてしまうなら捨てるものだという認識でいることが良いと思います。
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