戦略的婚活のススメ 「出会ってるだけで満足してしまう症候群」
- 婚活先生
- 2019年2月7日
- 読了時間: 6分

最近、体力が落ちてきたなと思って、
それなら、ダイエットも兼ねてジムにでも通おうかと思って、
入会金と月会費は払ったものの行く時間が作れない。
ダイエットしたくて、
ダイエット食品やダイエット用品を買ったけど、
買っただけで満足している。
よし、勉強しようと思って、
いろんな本を買ったものの積ん読状態で、
まったく読んでいない。
テスト前に張り切って勉強しようと思って、
机周りを綺麗にして満足してしまう。
いくつか経験はないでしょうか。
結婚相談所に入会して月会費を払って、
満足してしまった。
なんて人もいるかも知れません。
これは、婚活していません。
ただ、結婚相談所に入会しただけです。
いやいや、私は毎月コンスタントに、
しっかりとイベントに参加しているから、
婚活はしている。
という人も婚活をしてるとは言い切れません。
婚活をするということは、
出会いを生かさなければいけません。
結婚相談所に入会した。
たくさんの出会いが生まれたから、
いつか私の選んだ人が私を選んでくれるだろう。
とか、思っていないですか?
それはそれは、甘々です。
今まで出会いはたくさんあったわけです。
もちろん、結婚を意識して出会ってきたわけではありませんが、
無意識の出会いと、結婚を意識した出会い、
どちらが結婚への道のりが遠くなると思いますか?
僕ら夫婦は結婚を意識せずに出会ったタイプです。
大学で知り合い、大学の同級生なので、
友達から交際に至り、そこで結婚を意識して結婚したので、
結婚を意識せずに出会って、結果的に結婚したわけです。
なので、結婚の目的や結婚相手の条件なんて堅っ苦しいものはありませんでした。
どういう相手と結婚すれば自分が幸せになるなんか考えず、
よい意味で適当な相手がそばにいたので結婚したのです。
この結婚が一番お手軽な方法ですが、
そうそううまくいくものでもありません。
対して、婚活で相手を見つけるということは、
短い時間の中で、相手を見極めて、取捨選択するわけです。
結婚の目的もあるし、結婚相手の条件だってある程度頭にある中で、
その結婚相手像により近い相手を探そうとする。
結婚が目的となる結婚、つまり、婚活の難しさは、
先に、結婚相手像という答えがあることです。
出会いの数だけは多い人がいますが、
結婚相手像が高いか、
結婚相手像に近い人に選んでもらえないまま、
出会いを繰り返していれば、
要望通りの人が自分を選んでくれる人を期待しているのではないでしょうか。
よくよく考えてみましょう。
あなたの理想の結婚の相手像があなたを選んでくれるなら、
あなたの人生の中で、そういう場面があったとしてもよくないでしょうか?
振り返ってみて、そういうことがあったかも知れません。
でもね、その頃とは年齢が違うのです。
はっきりいうと、もう若くはないし、
そうやってアプローチしてくれた人は別の人と結婚している場合があるのです。
婚活に場に来る人は、
仕事で忙しくて出会いの場がないなど、
様々な理由があるので一概には言えませんが、
ほぼほぼ草食系で、指示待ち人間ならぬ、出会い待ち人間です。
結婚相談所という場にいるのは、
結婚したいけれど、自分からはなかなか狩りに出れない草食系がほとんどなのです。
たくさんの出会いを繰り返していれば、
理想の人が現れて、自分を選んでくれると、
棚からぼたもちのようなことを期待しているのです。
もちろん、婚活しないよりかは随分と可能性は上がります。
だって、出会いが少ないよりも、出会いは多い方がよいに決まっているんだから。
ここに落とし穴があるわけです。
現在、独身で婚活している理由はなぜでしょうか?
もちろん、さまざまな理由があると思いますが、
好意を抱いた理想の相手に選ばれて来なかったからです。
結婚相談所や婚活というのは、
人生の出会いの機会を極端に凝縮したようなものなのです。
なので、何かが起こる可能性は高くなりますが、
理想の相手に選ばれて来なかったということは、
そもそも理想の相手に選ばれる可能性が「0」に近いということになります。
ただ出会っているだけなら、その可能性は「ほぼ0」です。
あなたを選んでくれる、あなたの理想の人が現れるのを待っていませんか。
そんな都合のよい話に望みを託すのは無謀ではないでしょうか。
一応、フォローしておきますが、
まったく起きないとは言いませんが、
極めて稀だろうということです。
少し僕なりの根拠を書いていきます。
理想の人に選ばれなかったのであれば、
あなたの理想とする人の「結婚相手の条件」をあなたが満たしていない可能性が出てきます。
あなたの理想とする人のストライクゾーンにあなたはいないのです。
ストライクゾーンにいないあなたがいくら出会っても、
その相手はバットを振ってくれないわけです。
人生は新しいことをしなければ繰り返しです。
例えば、
婚活をしなければ、あなたの人生は今まで通りだったでしょう。
婚活をしたことで、人生の中に婚活が加わることになったわけです。
行動を変化させれば、良きせよ悪きせよ、何かが変わるのです。
ただ、婚活しても出会いの数が増えたという変化だけです。
あなたが急にモテはじめるわけではありません。
出会いが凝縮されるだけで、出会いの結果はあなたが変わらなければ変化しないのです。
もちろん、相手が変わってくれればそれに越したことはないのですが、
まだ見ぬ相手を変えることの方が難しいので、あなたから変わるしかないのです。
まさに、戦略的婚活の意味はここにあるのです。
今まで通りに出会いを重ねても、同じことの繰り返しなのです。
だからこそ、いろいろ考えて婚活をするのです。
そして、あなたが求める結婚の目的を一緒に達成してくれそうな人を選び、選ばれるようにするのです。
出会いがあればなんとなかなるのであれば、今までにも何かあったはずです。
何かあった人も油断はできません。
声をかけてくれた人は、今はもういませんし、
あの頃とは年齢が明らかに違うのです。
いつまでも、あなたが同じ状況にいるとは限らないのです。
そして、何も考えずに婚活を繰り返していたら、
申し訳ないですが、年齢だけを重ねることになります。
そうなると、選ばれる確率もどんどん下がっていく可能性があります。
だからこそ、頭を使った戦略的婚活が必要なのです。
出会ってるだけで満足してはいけないのです。
工夫した人が結婚することができるのです。
同じ場所をぐるぐる回っても年齢を重ねるだけならもったいないので、
らせん階段を昇っていくように、
少しずつバージョンアップしながら、より良い方向へループしていくことが重要です。
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