迷ったら、原点に立ち戻る
- 婚活先生
- 2019年2月16日
- 読了時間: 3分

初心忘るべからず
よく耳にする言葉ではないでしょうか。
婚活をしていれば迷います。
なぜなら、出会いが多ければ多いほど、
選択肢が増えて、選びきれなくなるからです。
選択肢が多いことは幸せなことですが、
その中からたった1つを選ぶ、
失敗は許されないと思うと、 選択肢が多い方が選びづらくなるのが人間の心理です。
二者択一ならば、 どちらかの一方しか選べないわけですが、
百者択一となれば、
100人の中でたった1人を決めるのはなかなか難しいことです。
もちろん、100人同時に並べられて、
この中から1人選びなさいというのであれば、
なんとか1人を絞り込むことはできるでしょうが、
婚活の場合は、一期一会で時間差がありますし、
出会える人というのは基本的に生きている限りは無限です。
なので、101人目に期待してしまう気持ちも仕方ないのです。
「あなたには5人しか紹介できません。
この中から必ず1人選んでください。
これも縁ですので、この中から1人選べるだけでも幸せです。
結婚してから、夫婦になっていけばいいのです。」
なんて言われたところで、
「はい、分かりました。」
と言える人は少ないんじゃないでしょうか。
そういった婚活があっても良いかもしれませんが、
おそらく、人は集まらないでしょう。
戦前のお見合いというのはこういう部分があったかもしれません。
すべての人が幸せになれたかは分かりませんが、
今があるのはそういった婚活を経て結婚した人たちがいたからかもしれません。
婚活では基本的にやり直しはききません。
あなたがお断りした人と出会うことも、
あなたをお断りした人と出会うこともなかなか難しいことなのです。
なぜなのかは、相手の立場に立って考えてくれれば分かると思います。
あなたがNOと感じていて、今でもNOと思っている人が
あなたが再度会いたいと思うかといえば、会いたいと思わないだろうからです。
たまに、お互いにOKだったけれど、 なんらかのきっかけでお断りした人と再度お見合いして、
うまくいくこともあります。
しかし、相手も気になっていなければいけないので、
あまり期待しないことをオススメします。
婚活には、うまくいかない要素がたくさん散りばめられているのです。
一期一会の出会いを何度も繰り返すことができる。
しかし、相手にも選ぶ権利があって、 あなたが選んだ人と必ずもマッチングするとは限らない。
なかなか条件に見合った相手が見つからない。
いい人いたとしても、選んでもらえなく、
その人並みか、その人よりいい人を探してしまいがちになる。
最終的に、自分の求めている相手がどんな人か分からなくなってしまう。
ここまで来てしまうと、
婚活迷宮にはまってしまいます。
何が正しくて、何が悪いのか分からない。
延々といい人に会えない気がしてくる。
選ばれない自分に愛想がつきはじめる。
こういった時は、婚活迷宮に迷う混む前にリセットして、
婚活を始めた頃の気持ち、初心に帰ってみてはいかがでしょうか。
「なぜ、結婚したいと思ったのか。」を思い出して、
その上で、今までの婚活で得た経験を活用して、
どんな婚活をしていけば良いかと思うヒントになるはずです。
困った時、悩んだ時は、一旦初心に戻る。
その時の純粋な気持ちに立ち帰れば、また景色が変わった婚活を始められるのではないでしょうか。
迷宮を抜け出す方法は、2つ。
1つは、自分の常識や価値観をぶち壊してしまう。
もう1つは、婚活をはじめた時に純粋な思いを思い出すことです。
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