出会いはドラマティックじゃなきゃダメですか?
- 婚活先生
- 2019年2月19日
- 読了時間: 5分

あのさ、結婚したいんですよね?
未だに出会いにこだわっているってどういうことですか?
いや、ドラマティックな出会いがないと結婚したくないというのであれば止めませんよ。
えぇ、止めませんとも。
もう気のすむまでドラマティックな出会いに期待しましょうよ。
結婚は死ぬまでならいつでも結婚できるんだから、
そんな素敵な出会いをいつまでも待ち続けられるのであれば、
いつまでもどこまでも待ち続けて下さい。
結婚が大事なのか、出会いが大事なのか、どっちなんですか?
両方というなら、出会いが大事だといっている人と同じです。
出会いを待ち続けるのみです。
結婚が大事なら、出会いのシチュエーションってどれくらい大事ですか?
いやぁ、初婚であれば、かなり重要視してしまうかもしれませんが、 出会いまで高望みするが故に結婚のチャンスを逃してしまってないですか?
あなたの最終目標が幸せな結婚生活なのであれば、
出会い方はスタートであって、ゴールではないんじゃないですか?
極論になりますが、
素敵でドラマティックな出会いの先の結婚生活が不幸でも良いのか、
出会いがお見合いでも結果的に幸せな結婚生活であるのと、 必ずどちらかになるわけではないですが、
選ぶとしたらどちらですか?
もっと単純に、 不幸せな結婚生活と幸せな結婚生活のどちらを選びますか?
まぁ、何をもって幸せとするかにもよりますが、
進んで「不幸せな結婚生活」を選ぶ人はいないですよね。
さらにさらに、
結婚するのと結婚しないののどちらを選びますか?
もし、「結婚する」を選ぶのであれば、出会いってどこまで重要ですか?
もし、結婚を第一優先にできるのであれば、
お金はかかってもお手軽な出会いを繰り返すことと、
日常生活の中で独身かどうか見定めながら出会いを探すのとどちらにしますか?
日常生活の中で独身を見定めながら、 ドラマティックな出会いを求めるって限りなく確率が低い気がしないですか?
いや、出会いに求めるハードルが低ければそれでいいんです。
恋愛体質な人は、出会いを感じるセンスが敏感なのです。
だから、ちょっとした出会いにも運命を感じてしまう。
それならそれでいいんです。
それで結婚できちゃうならそれでいいんです。
でも、今、婚活してる人って違うと思うんですよね。
相当、理想の高い出会いを目指してるんじゃないかなと。
まるで身体中に電気が走るような…
まるで見た瞬間にドキドキするような…
まるで本屋で手が重なるような…
まるでハンカチを拾ってもらうような…
まるで袋いっぱいのオレンジが坂の上から転がってくるような…
”トキメキ”なんて言葉をいつまでも大切にしている。
その直感が今まであった人ならいいんです。
それでいいんです。
でも、年齢を重ねるとね、
見なくても良いものまで見えるし、
夢見る少年・少女じゃいられないから、 純粋な”トキメキ”から遠のいちゃうんです。
出会いもリアリティが増しちゃうんです。
大人になったら”トキメキ”がなくなるとは言いません。
”トキメキ”待ちのまま結婚のチャンスを逃していいんですか?
結婚したら”トキメキ”がなくなるという人もいますし、
結婚してからも”トキメキ”があるという人もいます。
今まで、あまり”トキメキ”がなかったのであれば、
きっと、結婚生活がはじまれば”トキメキ”なんてなくなっていくんじゃないでしょうか。
トキメキやすい人と、トキメキにくい人がいるのです。
これは、恋愛体質かそうでないかの違いでしかないのです。
ピンとくる人と結婚しなければいけないという偏見は無くしましょう。
ピンとこようがこまいが、結婚して幸せになれるかどうかはまた別の話なのです。
ピンときたと思ったからこそ、幻滅することもあります。
もちろん、ピンときたからこそ、運命だと思ってなんでも受け入れられるかもしれません。
出会いにこだわっても要は結婚生活の方が大切じゃないですか?
ということで、 結婚したいのにも関わらず、 「婚活はちょっと…」みたいな食わず嫌いは、もうやめませんか?
お高くとまっているようにしかみえませんよ。
婚活でだって、運命的な出会いだと思いませんか? だって、同じ時代の同じ時期に婚活しないと出会えないんですよ。
しかも、独身しか集まらないから効率だっていい。
結婚してからしたいことは山積みじゃないですか?
子どもを授かりたい、子育てしたい、子どもの結婚式に参加したい、孫の顔が見たい。
今は具体的なイメージがつかないかもしれないですが、 結婚すれば、いろんな欲望も生まれるかもしれません。
お金持ち、美男美女、性格のいい人だけが結婚しているわけじゃないことは、 周りを見てなんとなく分かることじゃないですか?
たまたま運がなかっただけかもしれない。
ならば、出会いの数を増やすしかなくないですか?
ここで選り好みする意味はあるのでしょうか?
ドラマティックな出会いよりも、 堅実な結婚生活を望むのであれば、
まず、結婚することです。
結婚してからお互いに堅実で幸せな結婚生活のために努力するのです。
結婚したいと思っているだけなら、まだスタートラインにも立てていません。
出会ってようやくスタートライン。
走り出したら婚活です。
婚活でゴールしても、それは結婚したというだけです。
また、結婚生活のスタートラインについただけなのです。
運命的で奇跡的でピンときたりビビビッときたり、
そんなドラマティックな出会いを待ちつつ、 堅実で効率的な出会いにチャレンジしてみてはどうでしょうか。
別に、ドラマティックな出会いを待つなというわけではありません。 可能性が低いだろうドラマティックの出会いを待つ間に、
堅実で効率的な出会いをしたら、 ことのほかドラマティックな出会いが待っているかもしれないじゃないですか。
大事なのは柔軟に考えるということです。
実はあなたがうまくいかない理由を、
【ドラマティックな出会いがない】というせいにしたいんじゃないですか?
言い訳ばかりせずに、まず、出会いの場に出かけましょう。
婚活すればすぐに結婚できるわけでもないし、 ドラマティックな出会いがないというわけではないのですから。
いつまでも逃げ回っていてはいけないのです。
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