出会いが人の価値観を変えるのであれば…
- 婚活先生
- 2019年2月22日
- 読了時間: 5分

定期的に婚活もーるへ出向いて、 スタッフさんたちと話しながら、
最新の婚活の様子や、
どうやったらよりスムーズな婚活ができたり、 辛い思いしなかったりしないかねぇと、
スタッフさんの現場の声を聴きながらお話ししています。
僕としては、 婚活している人の中の常識を刺激して、 婚活がうまく進むようにできないものかと思っているわけです。
僕の中で、
婚活で1番の障害になっているのは、
婚活者それぞれが抱えている常識らしきものをスクラップ&ビルドして、
より柔軟に婚活できるようにならないものかなぁと思っているわけです。 そうすることで、より効率よく効果的な婚活ができて、 第一印象や条件に惑わされない婚活ができるんじゃないかなと思っているのです。
その反面で、 間違った方へ導いてしまうことや、 その人にとって正しくない選択をさせてしまうことへの不安もあります。
人生にすべての人にあてはまるような正解がないように、
人生の中で長い期間を占める結婚にも、 すべてに当てはまるような正解はなく、
そして、その結婚相手を決める婚活にもまた、
誰にでもあてはまるような正解はないのです。
かといって、
正解がないからといって、 ただただ困ってもらうのも釈然としない気がして、
あーだこーだと勝手に考えているわけです。
本当にただのお節介でしかないわけです。
先日はそういう話をしながら、 結局、婚活をしている当事者が納得しないといけないというような話になり、
どうやったら納得して結婚していくサポートができるのだろうかと、 さらなる課題を見つけた思いでした。
婚活をしている人の様子を見て、 当事者ではない僕だから無責任に感じることは、
婚活というものをよく知らないが故に、
時間の使い方がもったいないように感じてしまうのです。
婚活の全体像をもっとよく知れば、
もっと自分にあった婚活の方法が考えられるんじゃないかと思うのです。
そうすれば、もっと苦労せずに結婚できるんじゃないだろうかと信じて、 情報発信を続けている感じです。
人には個性があり、人それぞれの婚活、結婚像、結婚生活、家庭生活がある。 だから、サポートする側も多様であった方が良いのだろうと思うのです。
僕のように、僕なりに真剣ではありますが、 少し他人事のようにひたすら考え続けて発信する人。
仲人さんのように親身になってサポートする人、
そのほかにも、何度か紹介しましたが、 高良俊恵さんや友寄由起子さん、その他にも支援してくれる人はたくさんいるはずです。
立場によって、歩み寄れる距離や言えることが少しずつ変わってくるように思うのです。
その中で自分にあったタイプを探してみるのもいいのかなと。
そんなことを考えたりしているわけですが、 一番効果的なのは、価値観が変わるような出会いだそうです。
親身に相談しても、自分の結婚のことなので、 アドバイスされても、なかなか首は縦に振れないのは当然のことで、
そんな人が、目が覚めるような出会いをして、 考え方が変わって、表情まで変わることがあるそうです。
今まで頑なだった考え方が、 それこそ、運命の人だと思えるようになると、 いろんなことが許せるようになってしまう。
「その相手に出会ったから、変わった。」と、
仲人さんは口を揃えていうのです。
何年かけてもそんな出会いを待つのも1つなのです。
仲人さんの方が、当たり前ですが、僕よりもいろんな婚活のストーリーを知っています。
そして、僕よりも身近で親身に会員さんのことを考えています。
どんなに伝えても納得してもらえなかった頑なな考え方が、
出会いによって、一気に氷解してくようすをよく目にするそうです。
自分で決めることだからこそ、 自分の常識を覆しても良い相手が現れれば、
凝り固まって常識なんてなくなるんだろうなと聴きながら思っていました。
仲人さんたちは、
「辛い婚活を続けているから、はやく幸せになってほしい」とも言います。
それでも、会員さんの意思を尊重しながらも、
粘り強く付き合っている姿は本当に素晴らしいと思うのです。
ある意味、出会いによって、結婚へのスイッチが入るような感覚があると思うのです。
目から鱗が落ちるとか、腑に落ちるとか、
そういった感覚を味合わせるのが、ある意味で教育の醍醐味です。
僕のイメージではそれはスイッチのようなもので、 ある程度の知識や経験で、スイッチが入るのです。
それは今までにない出会いもスイッチが入るきっかけになるとも思っています。
まさに、仲人さんが話してくれたのが、このスイッチが入った瞬間の話だと思っています。
僕にできることは教育学的アプローチのみです。 しかし、無理矢理スイッチを入れるわけにはいきません。
なぜなら、結婚がその人の人生における大きな選択だからこそ、 自分で決めなければいけないと思っているからです。
よい出会いが一番よいのですが、 よい出会いに巡りあえるか巡りあえないかは運の部分があります。
運任せにせずに、どうやって知識や経験から、
その目から鱗が落ちる体験をしてもらえるか、 ここに僕の存在意義があるんじゃないだろうかと思っています。
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