早かろう悪かろう、遅かろう悪かろう
- 婚活先生
- 2019年2月27日
- 読了時間: 5分

「高かろう良かろう、安かろう悪かろう」と言ったりもしますが、
今の世の中、「高い」からと言って良いものばかりでもないし、
「安い」商品でも、百均ショップのように良いものだってある時代です。
今回の写真は、童話「ウサギとカメ」です。
よく例え話に使わせてもらうのですが、
ウサギとカメが競争して、
コツコツ休まず歩き続けたカメが、
足が速いのを良いことに途中で休んでしまったウサギが負けてしまうというお話です。
一般的にはできなくてもコツコツ真面目に努力するものには、
どんなに能力があっても怠け者では勝てないと伝えています。
しかし、ウサギは残念ながらカメに勝てなかったわけですが、
童話の最後にはしっかりとゴールしています。
順位は付きましたが、ともにスタートしゴールしたことに変わりはないのです。
このレースに参加しなかったものは、誰もゴールしていないのです。
僕なりの特別な解釈は置いておいて、
ウサギもカメもゴールの差はあれ、ゴールしました。
これを結婚で考えてみましょう。
ウサギがどんな人でカメがどんな人かという議論は置いておいて、
早くゴールしたカメも、遅くゴールしたウサギもゴールしたにも違いにはないので、
この場合、早かろう良かろう、遅かろう良かろうで良いのではないでしょうか。
最近の結婚の傾向に置いて、
早すぎる結婚、早婚は早かろう悪かろうと言われるように思います。
「早すぎる結婚は2人とも子どものようだから幸せになれない」とか、
「経済的に安定もしてないのに、愛だけでは幸せになれない」とか、
「早婚率が高いことが離婚の原因だ」とか、
なかなかの言われようだなと思う時があります。
沖縄では18歳で社会に出ることは少なくはありません。
また、結婚するほど好きでもない人と性交渉して子どもを授かる場合もありますが、
早くに結婚した人すべてが結婚して、離婚していたり、不幸になっているわけではありません。
望まない子どもや、経済的に人工妊娠中絶したり、シングルマザーなど、
さまざまな選択の中で結婚する人もいて、たくさんの子どもに恵まれている人もいます。
最近の社会常識の中に、
「早婚はいけない」というような社会規範があるように思いますが、
沖縄の出生率を高めているのは、早婚でも幸せになっている結婚なのです。
遅かろう悪かろうですが、
決して晩婚が悪いわけでもありませんが、
子どもを授かりにくくなったり、
社会問題など気にしなくても良いと思いますが、
少子化に影響することになります。
身近に甥っ子や姪っ子がいる場合、将来の社会福祉がどうなるかは未知数です。
結婚自体にはタイムリミットはありません。
だから、晩婚も悪いわけではありません。
早かろう良かろう、遅かろう良かろう
考えを深めたいのは、
婚活でじっくりと石橋を叩くようにパートナーを決めようとする人がいます。
さて、じっくり決めたからと言って、
素敵なパートナーになってもらえるかどうかは分かりません。
単純にいうと、結婚前に結婚相手が良い相手がどうかなんて判断できないということです。
とはいえ、できるだけ間違いがないように判断することを心がけるわけです、
あまり、早すぎるとハズレを引き当てるかもしれませんが、
早すぎるからといって、当たりを引かない可能性がなくなるわけではありません。
逆に、じっくり時間をかけて、じっくり吟味して決めたとしても、
時間がかかっただけで、早くに相手を決めるのと、
結果はそう変わりはしないように思います。
違いがあるとすれば、
早くに決めた人は後悔するかもしれないし、
じっくり決めた人は諦めが付きやすいのかもしれません。
とはいえ、うまくいく可能性だってないのです。
買い物に行くと、
あれやこれや悩むのは妻の方です。
しかし、試してみないとわからないこともあります。
服なら、今までの服と合わせて良い味を出すかもしれません。
また、買い物なら、両方買うという手段がありますが、
なかなかそういうことができません。
僕は、考えるのが面倒なので、即決することが多いです。
悩むときは、金額と機能を比較して、 その機能があった方がいいのかどうかで悩んだりしますが、
結局、どちらか選ぶとしても、
もう片方と比べることはないので、
若干清水の舞台から飛び降りる勢いで、決めてしまいます。
なぜなら、購入してから失敗したとしても、 自分の工夫でなんとかすればよいと思っているからです。
妻とは大学で出会い、
19歳の頃には交際が始まっていて、
交際から今年で20年になります。
青田買いのようなものです。
4年間は大学でともに過ごし、
3年間の遠距離恋愛の期間を経て、
交際7年目の交際記念日に結婚式をあげました。
僕が学生だったので結婚こそしませんでしたが、
19歳のころから結婚を視野に入れていたとすれば、
なかなか早婚ぶりです。
そして、交際20周年目を迎えて、今でも仲は良いままだと思っています。
「この人が運命の人だ!」
と思ったわけではありません。
「この人だったら、結婚しても大丈夫そうだな」という感覚でした。
ある意味、結構適当に結婚相手を決めてしまったように思います。
正直、僕に結婚願望もありませんでしたし、
婚活をすることもありませんでした。
その理由は、あまり考えなかったことにあったんだと思います。
「この人とうまくやれるか」というものよりも、
「この人とどうしたらうまくやっていけるか」の方を優先したのです。
ビビビッとかピンとくるとか、
第六感的なもので結婚相手を決めるのも良いでしょう。
しかし、松田聖子さんの結婚遍歴をみていれば、それも正確ではないようです。
結局、幸せな結婚生活を営むために必要なことは、
相手選びをしなくても良いとは思いませんが、
結婚してから、臨機応変に考えられることが重要なように思います。
結婚してから、僕はうつ病になり、離職することになりましたが、
それを受け入れてくれて、できることは何かと模索しながら、
3人の子どもを授かって、それなりにやって、家庭は円満である。
計画通りにはいかないのだから、勢いで決めて、好きになってしまうのも1つのように思います。
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