はじめてのことは、だいたい上手くいかない
- 婚活先生
- 2019年3月5日
- 読了時間: 4分

子どもの頃、卓球がとても嫌いでした。
4人家族で、父と母と兄で僕なので、
一番年齢が低いこともあって、
子どもの頃、家族で温泉に行った時に卓球をして、
ルールも分からないのに、あれもダメ、これもダメと言われるし、
思うように打ち返せないし、
だからこそ、勝てないので、
卓球するのがとても嫌で嫌で仕方がありませんでした。
基本的に、人間は上手くできないことは、嫌になるものなのです。
ポイントは2つ。
ルールが分からない。
技術がともなっていない。
婚活も同じようなことが言えます。
婚活のルールやマナー、嗜み方を覚えるには時間が必要です。
そもそも、婚活業界でもルールなどははっきりきまっているわけじゃなく、
婚活をする人それぞれでやり方は多種多様に変わってくるのです。
学校教育では「個に応じた教育」なんて言葉が使われますが、
婚活は「さらに個に応じた婚活」が必要になってきます。
教育の相手は知識ですから、知識がそっぽ向くことはありません。
しかし、婚活は相手が人間なので、相手の気持ちが大事になります。
十人十色というように、お互いが変化し続けるので、
「個と個に応じた婚活」をする必要が出てくるわけです。
片一方だけの言い分だけでは婚活は上手くいかないのです。
続いて、
そもそも婚活は基本的に人生で1度経験するかしないかです。
もちろん、離婚して、また婚活をする人もいるでしょうが、
もともと婚活する人が少ない世の中で、
再婚のための婚活をする人はそれほど多くないといってもよいでしょう。
再婚だとしても、
復縁しない限りは、別の人と結婚するわけですから、
結婚を経験していたとしても、
相手が違うだけで別の経験のように感じることもあるのではないでしょうか。
卓球をいままで見たことも聞いたこともなければ、
いきなり上手くやろうとしても難しいのはなんとなく分かるかもしれません。
卓球を自分の苦手としていることだと思って考えてみてください。
ある程度はできるようになっても、
ある程度以上は上手くいかないという経験はあるんじゃないでしょうか。
そして、苦手意識があるから、少し距離を置いてしまっている。
勉強なんかも同じだと思います。
勉強の仕方とかが分からない、理解できないからどんどん苦手になっていく、
自分に勉強は不向きだと思う。
しかし、英語は苦手でも、普段使っている日本語なら話せるのは、
必要だと感じれば、勉強なんて言っているいとまもなく、身につけるしかないのです。
好きこそものの上手なれという言葉もあります。
新しい出会いを楽しめるようになると婚活は楽しめるかもしれません。
そうすると、相手により興味が持てるようになるかもしれません。
そう、婚活はまだまだ発展途上で、
「かもしれない」のオンパレードなのです。
婚活自体が暗中模索のようなものです。
そして、婚活する人にとって、今までに経験したことがないことばかりなのです。
だからこそ、上手くいかない方が普通なのです。
子育てをしていると、
僕の子どもの時のように、
うまくいかないから、卓球をしたくなるような壁に子どもがぶち当たります。
なので、
「うまくいかない」
子どもがいう時があります。
そういう時には、
「はじめたばっかりなんだから、上手くいくはずないじゃん。」とか、
「これから上手くなればいいんだよ。」とか、
「上手くなるようにするにはどうしたらいい?続けるしかないんじゃない?」と言います。
そして、こう付け加えます。
「今までそうやって、できることが増えてきたんだよね。」と。
みなさんを子ども扱いしているわけではありません。
大人になっても初めてのことはあるし、
初めてのことはなかなか上手くいかないものなのです。
それは、自分が努力すればいいだけのものなら上達もできるでしょうが、
婚活は自分だけが頑張っても、相手の気持ちもあるので、
単純に続けているだけでも上手くいかないところがネックでもあるのです。
上手くいく婚活があるのであれば、上手くいく勉強法があるのであれば、
たくさんの人に伝えたいくらいです。
しかし、それができないのは伝えるべき王道がないからなのです。
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