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環境が人をつくる


結婚するなら相思相愛に決まっている!!

現代は恋愛結婚が主流で、お互いの愛を確かめ合って結婚するのが一般的です。

現代はということは、昔はどうだったのかというと、

男女が手を繋いで公の場所を歩けない時代は、

恋愛そのものが難しく、

【家】が大切な時代では、お見合い結婚は珍しくありませんでした。

アニメ映画が話題になり、テレビドラマ化された「この世界の片隅に」をご存知ですか?

幼少期に接点はあったものの、

ヒロインにとって見ず知らずの男性から縁談の話があり、

結婚して、夫婦、家族の絆を深めていく様子が印象的でした。

当時のすべてがそうではないにしろ、

選べない不自由さの中で言えたことは、

結婚してから相手を知って好きになってくこともあっただろうということです。

もちろん、ドラマのようにいつもうまくいってばかりではないと思います。

現在は出会えるし、交際だってオープンにできる。

だから、結婚前に恋愛を済ませてしまうことも多いように思います。

恋愛の最高潮で結婚する人もいれば、

恋愛が少し落ち着いてきて、この人といてもいいかなと思って結婚する人もいるでしょう。

まずは愛情を育んで、相手をよく確かめてから結婚できるのは、

恋愛結婚の魅力の1つのように思います。

しかし、選択肢が多いということは悩みやすいという悩みのタネでもあります。

恋人だった2人が、夫婦にあり、いつか親になると立場は変わります。

立場が変われば、大きくは変わりませんが、

夫婦らしく、親しくなっていくものだと思っています。

子育てセミナーをやっていると、

セミナーで子育ての話は満足してもらえるのか、

夫婦間のお悩みの相談を受けることも少なくありません。

セミナーに参加するのはお母さんがほとんどなので、

お父さんに対する悩みを耳にすると、

子どもができて、お父さんは相手にしてもらえない感じがして寂しいのかなと思ってしまうことがあります。

環境によって、心根の部分から大きく変わることはありませんが、

役割が人をつくるというよに、多少の変化はあるように思います。

結婚したら、それなり夫婦になろうとするし、

子どもが生まれれば、母親は母親になり、

父親は父親になったり、

お母さんが子どもばかり目を向けていると、

たまに赤ちゃん返りのように甘えん坊や天邪鬼になることがあります(笑)

お見合いだから幸せになれない。

恋愛だから幸せになれる。

そんな簡単な問題ではありません。

お見合いにもいろいろあって、

相手の相性を知るための交際期間があるのがほとんどですし、

婚活といっても、出会って結婚を前提にお付き合いできる人見つける場所であって、

まったく恋愛をしないわけではありません。

普段なら、たまにしかない出会いを凝縮して、

日常生活だったら出会えない人に出会うきっかけをつくっているにすぎません。

相思相愛になるため道のりなんて決まっていません。

1つ言えることは、お互いがお互いを大切にしようと出会うことで、

相思相愛になっていくだろうということです。


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