どんな時に結婚を意識するのか？

当時高校生で結婚願望０の僕からすれば、

結婚なんて機会があれば、否定はしないけれど、

『別に相手もいないし、まぁ、その時がきたら考えればいいや』

くらいなものだったわけです。

結局、結婚がリアルになるためには、

いくつかのきっかけがあるように思います。

まずは、交際する。

これが分かりやすいんじゃないかなと。

交際する相手すべてと結婚する気の人もいれば、

交際する相手と結婚までは考えない人もいるでしょうが、

交際相手が結婚相手になる可能性はとても高いわけですから、

交際をしたときに結婚を考えるように思います。

次に、友達の結婚式・披露宴に呼ばれる。

結婚式で涙する新郎新婦やご両親、

披露宴で満面の笑みを浮かべてひな壇に座る新郎新婦を見ると、

なんだか自分も結婚したら幸せになれるのかなぁと思う人も多いのではないでしょうか。

『結婚っていいなぁ』と思う人もいれば、

『自分も結婚したい』とスイッチの入る人もいるように思います。

多くの場合は、一過性のこともあるようには思いますが…

どんどん友達やきょうだいが結婚していく。

友達の話す内容が変わってきたりして、

なんだか、取り残され感が出てくるかもしれません。

友達の半数も結婚していないうちは、

味方も多くて、

「自由がなくなるのに早く結婚しすぎじゃない？」

などと言えたものの、

友達の半数以上が結婚すると、

相方や子どもの話題が主流になってきて、

余裕ではいられなくなるかもしれません。

友達やきょうだいの赤ちゃんを見る。

赤ちゃんは結婚における重要なキーワードです。

赤ちゃんを見た時に、自分の子どもがほしいと感じる人だっています。

もちろん、簡単に子どもを授かろうとは思わないですが、

交際相手を探そうくらいの意識は高まるような気がします。

これも、一過性に終わりそうですが…

ここまでは、自分が交際したり、

友達が結婚するという直接的なきっかけです。

他にも結婚を意識するきっかけはあります。

自分が体調を崩した時に孤独を感じた時に、

家族が世話をしてくれればそれほど感じないかもしれませんが、

一人暮らしだと、何もできない自分と向き合うことになります。

そうなると、誰か頼れる人がそばにいてほしいなと感じるきっかけになるようです。

仕事を覚え始めたころ。

２０代でがむしゃらに働いて、

３０代になって、後輩もできて、少し落ち着いてきた頃に、

ほぼ９９％仕事だった脳に余裕ができた時に、

趣味や交際・結婚などのプライベートについて考える人も多いように思います。

２０代はまだ若いつもりでいても、３０代になった瞬間に将来を考える人も少なくはないようです。

親や親族が体調を崩す。

親や親族が元気なうちは、自分の家族が失われるとは思っていませんが、

親が祖父母が体調を崩したり、それこそ亡くなることがあれば、

家族の死とともに、自分の家族が減っていくことを想像してしまいます。

そうなると、新しい家族を築くための結婚を意識する人も多いように思います。

ただ、親の介護をしてもらう人を結婚に求める人もいるような気がしますが、

自分が逆の立場になった時に、安上がりの介護士を見つけるための結婚だとしたら、

失礼だとは感じないでしょうか。

結婚の目的はさまざまですが、無料で便利に使える人を結婚相手に探すのはお互いに辛いように思います。

結婚がどうでもいいと思う反面で、

結婚を意識するタイミングは様々です。

もちろん、どのタイミングでも意識しない人もいます。

不確定要素を取り払うならば、

老後に一緒に暮らせる人を探すのは良いことじゃないかなぁと思うのです。

もちろん、子どもがいれば、老後も相方に先立たれても少しは安心でしょう。

しかし、子どもに恵まれない人、子どもを授かれない人もいることを考えれば、

結婚して夫婦２人が最低限のスタイルじゃないでしょうか。

結婚を意識しない人が結婚するためには、

まずは、結婚の意思が必要です。

結婚の意思のないものに、いくら婚活と叫んでも暖簾に腕押し状態なのです。

交際願望があればよいのですが、

もし、交際願望がなければ、相手から言い寄ってくれるのを待つしかありません。

結婚について考えるということはなかなかありません。

結婚が自由だからこそ、一度、立ち止まって、

なんとなくで結婚しなくていいかではなく、

しっかりと結婚しなくていいという判断か、

やっぱり結婚しておくべきだという意思確認はしておいた方がよいように思います。

ここに自己評価は必要ありません。

純粋に結婚した方が良いと思うのか、

結婚しなくて良いと思うのかだと思っています。

結婚の意思をぼんやりさせたままでいると、

急にやってくる結婚願望と年齢の狭間で焦りが生じる可能性があるのです。

なによりも、備えあれば憂いなしなのです。