本当に選べてしまうから悩むんだと思う
- 婚活先生
- 2019年4月15日
- 読了時間: 2分

婚活にしても、結婚にしても、
1番のメリットというのは選べることだと思う。
人間ってのは選べないことの方が多い気がする。
まず、親は選べない。
そして、兄弟だって選べないし、
親戚だって選べないし、
同級生も選べないし、先生だって選べない、
進学先も学力に応じて選べれば良い方だし、
就職先だってそうそう簡単に選べない。
その中で友人を選んだり、
恋人を選んだりすることはできそうだ。
やりたいことを選べている人もいれば、
やれることをやっている人だっている。
その中で、結婚相手は選ぶことができる。
親や兄弟、親族は選べないなりに家族として生活していく。
生まれた時から、いるとかあるものだから違和感を覚えないけれど、
選びあってない同士が一緒に暮らすうちに家族らしくなっているわけだ。
婚活についていろいろ考えるうちに、
一番不思議だなぁと思ったのは、
選べない家族とはそれなりにやっていけるのに、
選べる結婚相手とはうまくいかないのが不思議なところなわけで。
親子の縁を切るという話はなかなか聞かないけれど、
夫婦の縁を切る離婚の話は耳にすることが多い。
芸能ニュースなんて観ていれば、離婚の話は嫌でも耳にする。
選べないという不自由さの中で、
その不自由さを感じずにうまくやってしまうのも人間の面白さだなと思う。
デメリットであるはずなのに、あんまりデメリット感がないように思う。
逆に、結婚相手は自由とは言えなけれど、
そこそこ選べるわけで、
そこそこで選んだ人たちが割と早く結婚しているように思うし、
だからこそ、離婚する夫婦もいるのかもしれない。
そこそこで選んでもそこそこの結婚生活を送っている人の方が多いんじゃないかなぁと思う。
ただ結婚の理想像が高くなればなるほど、
選ぶのは難しくなるし、
理想の就職先を選んだからといって採用されるとは限らないので、
自分の能力に見合った職場に就職する格好になる。
一昔前の専業主婦になる人が多かった時代には、
女性の結婚は「永久就職」と揶揄されていたりしたものだけれど、
昨今の男女共同参画推進の社会では死語だったり、あまり良い言葉じゃないかもしれない。
家庭に入るというのも1つに選択肢だった。
結婚もある意味で就職のようなものだったわけだ。
まぁ、完璧に選べないわけではないんだけれど、
そこそこ結婚相手は選べてしまうので、
完璧に選ぼうとすればするほど選びきれなくなってしまうのがまた困りものなのだ。
その困りものの婚活を乗り越えていかなければいけないことは心に止めておいてほしいところだ。
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