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話を聞いてくれる人


話し上手は聞き上手と言います。

話し上手なら、話が上手ければいいようですが、

心理学的にも、話し上手は聞き上手でなければいけません。

話してばかりでは相手は飽き飽きしてしまいます。

校長先生のお話の時間を思い出してみてください。

どんなに素晴らしい話をしていたとしても、

聞かされるばかりでは退屈だったのではないでしょうか。

しかも、一方的に長いとなるとなおさらです。

なぜ、そう感じるのかといえば、

こっちの思いが伝わらないと感じるからです。

人は誰しも承認欲求というものがあります。

認められたいという気持ちです。

こちらの話を一向に聞き入れられないでいると、

自分自身が認められていないと感じてしまい、

不快だと感じてしまうのです。

相手の様子を伺わず、

一方的に話すことは印象を悪くしてしまうのです。

相手の話を聞くということは、

相手を認めるということなのです。

相手の話にしっかりと耳を傾け、

その話を膨らませていくことこそ、

本当の話し上手なのです。

すぐに話し上手になるのは難しいでしょう。

だから、まずは聞き上手になってみてはいかがでしょうか。

相槌を打つだけでも随分と違うものです。

接客の「さしすせそ」というのがあるそうです。

「さ」 さすがですね

「し」 知らなかったです

「す」 すてきですね 素晴らしいですね

「せ」 センスがいいですね

「そ」 そうなんですね そうなんですか

主に水商売で使われるテクニックだそうですが、

接客のプロ、疑似恋愛のプロと考えれば、

十分に使えるテクニックといえないでしょうか。

苦手なことでもできることからはじめてみましょう。

さて、おしゃべり好きなあなた、1人で話すぎていませんか?

相手のことを知るためにも聞き上手になってみましょう。


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