婚活のポイント 「リスク分散」
- 婚活先生
- 2017年8月1日
- 読了時間: 4分

婚活するには、少し卑怯な方法を使うことも必要です。
ただ、卑怯に感じるだけで、まったく卑怯なことでもなんでもないという話を、
今回は書いていきたいと思います。
婚活して結婚するのか、婚活せずに結婚するかの違いは、
婚活は結婚が【目的】であり、婚活せずに結婚した人は結婚が【結果】という違いがあります。
知人や友人の中から、なんだか気の合う人や気になる人を見つけて、
交際がはじまって、結婚するというのが「結果的結婚」です。
自然と芽生える結婚への気持ちが「自然さ」を感じさせるのと、
恋愛経験があればこそ、婚活のように「目的的結婚」に違和感を感じるのかもしれません。
しかしながら、
喉元過ぎれば熱さを忘れるようなもので、
どんな出会い方をしようと「結婚」してしまえば、自然も不自然もないはずです。
だからこそ、
わざわざ、出会いの自然さ不自然さの議論なんてするほどのものではありません。
さて、それでもなお、目的的結婚である婚活には、リスクがあります。
それは、どうしても一発必中で、
できるだけ効率よく、結婚相手を見つけて、できるだけ早く結婚したいと思う人が多いわけです。
そのために、第一印象だけで、本気になれそうな人、条件のいい人、容姿のいい人、
そして、馬が合いそうな人を探してしまいがちです。
そうなると、視野は狭くなります。
何度も何度も繰り返しますが、
第一印象だけで判断できるというのは非常に稀というか、
ほぼ第一印象で相性のいい人が分かるかどうかというのは難しいことですし、
マッチングしたとしても、必ずしも結婚へと進めるとは限りません。
婚活のイベントでマッチングやカップリングすることは、
確かに、嬉しいことではありますが、
必ずしもその先に結婚があるとは限りません。
しかし、一定期間1人の相手に時間を費やしてしまいがちなのが、
目的的結婚である婚活にありがちなトラップです。
1人の相手に費やした結果、必ず、結婚があるならば、それは良いことですが、
結婚はご縁ですから、2人で費やした時間が必ずしも報われるとは限りません。
第一印象だけで決めた相手ですから、
たとえ、マッチングやカップリングしたとしても【相性のいい人】かどうかは分からず、
それを知るために特定の人と交際を続けても、
破局に終わった時に、それまで費やしてきた時間は、
自分の成長以外には無駄な時間になってしまうのです。
これをできるだけ、結果的結婚に寄せていくことが大切だと考えています。
婚活で出会った人とはできるだけ、
合う回数を決めてもいいかもしれません。
最低でも3回は会うと決めて、
お試し的に知人や友人として付き合ってみることです。
ここで大事なことは、知人や友人として付き合う異性を1人に絞らないことです。
卑怯な感じがしますが、
結果的結婚では当たり前にやっていることです。
ただ違うのは、お互いに結婚願望があるということだけです。
一定期間でも1人の人に時間を費やして、
情が移ってきた時に、別れ話になれば、
そのショックは大きいでしょう。
なぜなら、婚活が振り出しに戻り、
また、出会いからはじめなければ行けないからです。
気になる人と、ランチや軽いデートをすることで、
異性慣れすることともたくさんの異性をキープしておくことは重要です。
交際しているわけではないのですから、
確かに、相手は結婚を意識して付き合っているとしても、
みんなが同じように、婚活は2、3度、別の場所であってみることと、
リスク分散していることを常態化すれば、
お互いの婚活のやり方自体が変わってくるように思います。
キープという言い方はいやらしいというか卑怯のような不誠実のように思いますが、
恋愛というのはそうやってはじまることの方が多いのですから、
誰しもが当たり前にやっていることが、
婚活では一種のタブーに感じますが、
それをタブーでなくすことが重要です。
たくさんの人と出会い、
定期的にたくさんの人と交流して、
相手の良さを理解していくことが、これからの婚活には重要ではないでしょうか。
自分が傷つかないためにも、
リスク分散的婚活は、今後の主流になっていくべきだと考えています。
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